画像に写っている2つの穴埋め問題について答えます。 問題1: nが4の倍数かつ6の倍数であることは、nが24の倍数であるための(ア)。 問題2: aとbがともに整数であることは、$√{a^2 - b^2}$ が成り立つための(イ)。

その他条件必要条件十分条件集合整数の性質
2025/5/11

1. 問題の内容

画像に写っている2つの穴埋め問題について答えます。
問題1:
nが4の倍数かつ6の倍数であることは、nが24の倍数であるための(ア)。
問題2:
aとbがともに整数であることは、a2b2√{a^2 - b^2} が成り立つための(イ)。

2. 解き方の手順

問題1について:
nが4の倍数かつ6の倍数であるとき、nは4と6の最小公倍数である12の倍数である必要があります。しかし、nが24の倍数であれば、nは4の倍数でも6の倍数でもあります。
したがって、nが24の倍数であることは、nが4の倍数かつ6の倍数であるための十分条件ですが、必要条件ではありません。なぜなら、nが12の倍数であっても、24の倍数でない可能性があるからです。
例えば、n=12は4の倍数であり、6の倍数ですが、24の倍数ではありません。
したがって、(ア)には「必要条件ではあるが十分条件ではない」が入ります。
問題2について:
a2b2√{a^2 - b^2} が整数であるためには、a2b2a^2 - b^2が平方数である必要があります。
aabb がともに整数であることは、a2b2a^2 - b^2 が整数であるための必要条件ですが、十分条件ではありません。
a2b2a^2 - b^2 が平方数となるためのaabbが整数の必要十分条件は特にありません。
例えば、a=5a = 5b=3b = 3 のとき、a2b2=259=16=4√{a^2 - b^2} = √{25 - 9} = √{16} = 4 となり、整数になります。
しかし、a=5.5a = 5.5b=0.5b=0.5の場合、a2b2=30.250.25=30a^2 - b^2 = 30.25 - 0.25 = 30となり、30√{30}は整数になりませんが、a2b2a^2-b^2が整数とならない可能性があります。
aabb がともに整数であれば、a2b2a^2 - b^2 は整数となります。したがって、aabbが整数であることは、a2b2√{a^2 - b^2} が整数であるための必要条件です。
したがって、(イ)には「必要条件ではあるが十分条件ではない」が入ります。

3. 最終的な答え

ア:必要条件ではあるが十分条件ではない
イ:必要条件ではあるが十分条件ではない

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