この問題は、複素数の絶対値と、複素平面上の2点間の距離を求める問題です。具体的には、 - 問題2:与えられた複素数の絶対値を計算します。複素数は4つあります。 - 問題3:与えられた2点間の距離を計算します。点は複素数で表されており、2組の点があります。

代数学複素数絶対値複素平面距離
2025/5/11

1. 問題の内容

この問題は、複素数の絶対値と、複素平面上の2点間の距離を求める問題です。具体的には、
- 問題2:与えられた複素数の絶対値を計算します。複素数は4つあります。
- 問題3:与えられた2点間の距離を計算します。点は複素数で表されており、2組の点があります。

2. 解き方の手順

問題2:複素数 z=a+biz = a + bi の絶対値 z|z| は、 z=a2+b2|z| = \sqrt{a^2 + b^2} で計算されます。
(1) z=4+3iz = 4 + 3i の場合、z=42+32=16+9=25=5|z| = \sqrt{4^2 + 3^2} = \sqrt{16 + 9} = \sqrt{25} = 5
(2) z=52iz = 5 - 2i の場合、z=52+(2)2=25+4=29|z| = \sqrt{5^2 + (-2)^2} = \sqrt{25 + 4} = \sqrt{29}
(3) z=7z = -7 の場合、z=(7)2+02=49=7|z| = \sqrt{(-7)^2 + 0^2} = \sqrt{49} = 7
(4) z=4iz = 4i の場合、z=02+42=16=4|z| = \sqrt{0^2 + 4^2} = \sqrt{16} = 4
問題3:複素平面上の2点 A=a+biA = a + biB=c+diB = c + di の間の距離は、(ca)2+(db)2\sqrt{(c-a)^2 + (d-b)^2} で計算されます。
(1) A=5+4iA = 5 + 4iB=9+2iB = 9 + 2i の場合、距離は (95)2+(24)2=42+(2)2=16+4=20=25\sqrt{(9-5)^2 + (2-4)^2} = \sqrt{4^2 + (-2)^2} = \sqrt{16 + 4} = \sqrt{20} = 2\sqrt{5}
(2) C=67iC = 6 - 7iD=3+iD = -3 + i の場合、距離は (36)2+(1(7))2=(9)2+(8)2=81+64=145\sqrt{(-3-6)^2 + (1-(-7))^2} = \sqrt{(-9)^2 + (8)^2} = \sqrt{81 + 64} = \sqrt{145}

3. 最終的な答え

問題2:
(1) 5
(2) 29\sqrt{29}
(3) 7
(4) 4
問題3:
(1) 252\sqrt{5}
(2) 145\sqrt{145}

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