2次方程式 $x^2 - 3x - 5m + 22 = 0$ の1つの解が他の解の2倍であるとき、定数 $m$ の値と2つの解を求めよ。

代数学二次方程式解と係数の関係解の倍数
2025/5/11

1. 問題の内容

2次方程式 x23x5m+22=0x^2 - 3x - 5m + 22 = 0 の1つの解が他の解の2倍であるとき、定数 mm の値と2つの解を求めよ。

2. 解き方の手順

2つの解を α\alpha2α2\alpha とおく。解と係数の関係より、
α+2α=3\alpha + 2\alpha = 3
α2α=5m+22\alpha \cdot 2\alpha = -5m + 22
一つ目の式から、
3α=33\alpha = 3
α=1\alpha = 1
二つ目の式に代入して、
2α2=5m+222\alpha^2 = -5m + 22
2(1)2=5m+222(1)^2 = -5m + 22
2=5m+222 = -5m + 22
5m=205m = 20
m=4m = 4
したがって、2次方程式は
x23x5(4)+22=0x^2 - 3x - 5(4) + 22 = 0
x23x20+22=0x^2 - 3x - 20 + 22 = 0
x23x+2=0x^2 - 3x + 2 = 0
(x1)(x2)=0(x-1)(x-2) = 0
よって、x=1,2x = 1, 2。これは、α=1\alpha=12α=22\alpha = 2に対応している。

3. 最終的な答え

m=4m = 4
2つの解は x=1,2x = 1, 2

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