問題は、与えられた数式を計算することです。具体的には、 $\frac{(2\sqrt{2} - \sqrt{3})}{\sqrt{3} + \sqrt{2}}$ という式を計算し、簡略化します。さらに、この式に $\sqrt{3}$を掛けています。

代数学式の計算平方根有理化式の簡略化
2025/5/12

1. 問題の内容

問題は、与えられた数式を計算することです。具体的には、
(223)3+2\frac{(2\sqrt{2} - \sqrt{3})}{\sqrt{3} + \sqrt{2}}
という式を計算し、簡略化します。さらに、この式に 3\sqrt{3}を掛けています。

2. 解き方の手順

まず、分母を有利化します。そのため、分母と分子に32\sqrt{3} - \sqrt{2}を掛けます。
(223)3+2×3232\frac{(2\sqrt{2} - \sqrt{3})}{\sqrt{3} + \sqrt{2}} \times \frac{\sqrt{3} - \sqrt{2}}{\sqrt{3} - \sqrt{2}}
=(223)(32)(3+2)(32)= \frac{(2\sqrt{2} - \sqrt{3})(\sqrt{3} - \sqrt{2})}{(\sqrt{3} + \sqrt{2})(\sqrt{3} - \sqrt{2})}
分母は (a+b)(ab)=a2b2(a+b)(a-b) = a^2 - b^2 の形なので、 (3)2(2)2=32=1(\sqrt{3})^2 - (\sqrt{2})^2 = 3 - 2 = 1 となります。
分子を展開します。
(223)(32)=22322233+32=2643+6=367(2\sqrt{2} - \sqrt{3})(\sqrt{3} - \sqrt{2}) = 2\sqrt{2}\sqrt{3} - 2\sqrt{2}\sqrt{2} - \sqrt{3}\sqrt{3} + \sqrt{3}\sqrt{2} = 2\sqrt{6} - 4 - 3 + \sqrt{6} = 3\sqrt{6} - 7
したがって、
(223)(32)(3+2)(32)=3671=367\frac{(2\sqrt{2} - \sqrt{3})(\sqrt{3} - \sqrt{2})}{(\sqrt{3} + \sqrt{2})(\sqrt{3} - \sqrt{2})} = \frac{3\sqrt{6} - 7}{1} = 3\sqrt{6} - 7
最後に、この結果に3\sqrt{3}を掛けます。
(367)3=36373=31873=39×273=3(32)73=9273(3\sqrt{6} - 7)\sqrt{3} = 3\sqrt{6}\sqrt{3} - 7\sqrt{3} = 3\sqrt{18} - 7\sqrt{3} = 3\sqrt{9 \times 2} - 7\sqrt{3} = 3(3\sqrt{2}) - 7\sqrt{3} = 9\sqrt{2} - 7\sqrt{3}

3. 最終的な答え

92739\sqrt{2} - 7\sqrt{3}

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