右の図のように、自然数が1から順に並んでいます。縦横2つずつ隣り合う4つの数 $\begin{bmatrix} a & b \\ c & d \end{bmatrix}$ について、$ad - bc$の値は常に一定の整数になるという。この整数を求めなさい。

代数学整数面積式の展開正方形長方形
2025/5/12
## 問題13

1. 問題の内容

右の図のように、自然数が1から順に並んでいます。縦横2つずつ隣り合う4つの数
[abcd]\begin{bmatrix} a & b \\ c & d \end{bmatrix}
について、adbcad - bcの値は常に一定の整数になるという。この整数を求めなさい。

2. 解き方の手順

まず、a,b,c,da, b, c, dの関係性を探ります。
図から、b=a+1b = a + 1c=a+8c = a + 8d=c+1=a+9d = c + 1 = a + 9であることがわかります。
したがって、adbcad - bc
adbc=a(a+9)(a+1)(a+8)ad - bc = a(a + 9) - (a + 1)(a + 8)
=a2+9a(a2+8a+a+8)= a^2 + 9a - (a^2 + 8a + a + 8)
=a2+9a(a2+9a+8)= a^2 + 9a - (a^2 + 9a + 8)
=a2+9aa29a8= a^2 + 9a - a^2 - 9a - 8
=8= -8

3. 最終的な答え

8-8
## 問題14

1. 問題の内容

一辺の長さが6cmの正方形の縦をaa cm短くし、横をbb cm長くして長方形を作るとき、長方形の面積は正方形の面積よりどれだけ大きいか。

2. 解き方の手順

正方形の面積は6×6=366 \times 6 = 36 cm2^2です。
長方形の縦の長さは(6a)(6 - a) cm、横の長さは(6+b)(6 + b) cmなので、長方形の面積は(6a)(6+b)(6 - a)(6 + b) cm2^2です。
長方形の面積と正方形の面積の差は
(6a)(6+b)36(6 - a)(6 + b) - 36
=36+6b6aab36= 36 + 6b - 6a - ab - 36
=6b6aab= 6b - 6a - ab

3. 最終的な答え

(6b6aab)(6b - 6a - ab) cm2^2

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