絶対値記号を含む方程式を解くためには、絶対値の中身が正になるか負になるかで場合分けをします。
このとき、x+1<0 かつ x−3<0 なので、∣x+1∣=−(x+1) かつ ∣x−3∣=−(x−3) となります。 したがって、方程式は
−(x+1)−(x−3)=6 −x−1−x+3=6 −2x+2=6 これは x<−1 を満たすので、解の一つです。 場合2: −1≤x<3 のとき このとき、x+1≥0 かつ x−3<0 なので、∣x+1∣=x+1 かつ ∣x−3∣=−(x−3) となります。 したがって、方程式は
(x+1)−(x−3)=6 x+1−x+3=6 これは成り立ちません。したがって、この範囲に解はありません。
このとき、x+1>0 かつ x−3≥0 なので、∣x+1∣=x+1 かつ ∣x−3∣=x−3 となります。 したがって、方程式は
(x+1)+(x−3)=6 x+1+x−3=6 これは x≥3 を満たすので、解の一つです。