絶対値を含む不等式を解くには、絶対値の中身が正の場合と負の場合に分けて考えます。
(i) 2x+5≥0 のとき、すなわち x≥−25 のとき、 ∣2x+5∣=2x+5 となるので、不等式は となります。この不等式を解くと、
となります。この解は x≥−25 を満たしているので、x>1 が解の一つです。 (ii) 2x+5<0 のとき、すなわち x<−25 のとき、 ∣2x+5∣=−(2x+5) となるので、不等式は −(2x+5)>7 となります。この不等式を解くと、
−2x−5>7 −2x>7+5 となります。この解は x<−25 を満たしているので、x<−6 が解の一つです。 したがって、x>1 または x<−6 が解となります。