等比数列をなす3つの実数の和が15、積が-1000であるとき、この3つの実数を求める。

代数学等比数列方程式数列
2025/5/12

1. 問題の内容

等比数列をなす3つの実数の和が15、積が-1000であるとき、この3つの実数を求める。

2. 解き方の手順

等比数列をなす3つの数を a/ra/r, aa, arar とおく。
問題文より、以下の2つの式が成り立つ。
* a/r+a+ar=15a/r + a + ar = 15
* (a/r)aar=1000(a/r) \cdot a \cdot ar = -1000
2番目の式を整理すると
a3=1000a^3 = -1000
a=10a = -10
これを1番目の式に代入すると
10/r1010r=15-10/r -10 - 10r = 15
1010r10r2=15r-10 - 10r - 10r^2 = 15r
10r2+25r+10=010r^2 + 25r + 10 = 0
2r2+5r+2=02r^2 + 5r + 2 = 0
(2r+1)(r+2)=0(2r+1)(r+2) = 0
よって r=1/2r = -1/2 または r=2r = -2
* r=1/2r = -1/2 のとき、3つの数は 20,10,520, -10, 5
* r=2r = -2 のとき、3つの数は 5,10,205, -10, 20

3. 最終的な答え

求める3つの実数は 5,10,205, -10, 20

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