$\sqrt{2}$ の値として 1.4142, $\sqrt{3}$ の値として 1.7321 を使うとき、分母の有理化を利用して、次の値を求めよ。問題は3つありますが、ここでは2番目の問題 $\frac{2\sqrt{3}}{\sqrt{3} + 1}$ について解きます。

代数学平方根有理化式の計算
2025/5/12

1. 問題の内容

2\sqrt{2} の値として 1.4142, 3\sqrt{3} の値として 1.7321 を使うとき、分母の有理化を利用して、次の値を求めよ。問題は3つありますが、ここでは2番目の問題 233+1\frac{2\sqrt{3}}{\sqrt{3} + 1} について解きます。

2. 解き方の手順

まず、分母を有理化するために、分母の共役な複素数(ここでは 31\sqrt{3}-1)を分子と分母に掛けます。
233+1=233+1×3131\frac{2\sqrt{3}}{\sqrt{3} + 1} = \frac{2\sqrt{3}}{\sqrt{3} + 1} \times \frac{\sqrt{3} - 1}{\sqrt{3} - 1}
次に、分母と分子をそれぞれ計算します。
分母は、(3+1)(31)=(3)212=31=2 (\sqrt{3} + 1)(\sqrt{3} - 1) = (\sqrt{3})^2 - 1^2 = 3 - 1 = 2
分子は、23(31)=2(3)223=2(3)23=623 2\sqrt{3}(\sqrt{3} - 1) = 2(\sqrt{3})^2 - 2\sqrt{3} = 2(3) - 2\sqrt{3} = 6 - 2\sqrt{3}
したがって、
233+1=6232=33\frac{2\sqrt{3}}{\sqrt{3} + 1} = \frac{6 - 2\sqrt{3}}{2} = 3 - \sqrt{3}
最後に、3\sqrt{3} の値として 1.7321 を代入します。
33=31.7321=1.26793 - \sqrt{3} = 3 - 1.7321 = 1.2679

3. 最終的な答え

1. 2679