3桁の正の整数で、百の位の数と一の位の数の和が十の位の数になっている数は11の倍数であることを、文字式を使って説明する。

代数学整数文字式倍数証明
2025/5/12

1. 問題の内容

3桁の正の整数で、百の位の数と一の位の数の和が十の位の数になっている数は11の倍数であることを、文字式を使って説明する。

2. 解き方の手順

3桁の整数を 100a+10b+c100a + 10b + c とおく。ここで、aa は百の位、bb は十の位、cc は一の位の数である。
問題文の条件より、b=a+cb = a + c が成り立つ。
このとき、3桁の整数は 100a+10(a+c)+c100a + 10(a+c) + c と表せる。
これを計算すると、
100a+10a+10c+c=110a+11c100a + 10a + 10c + c = 110a + 11c
=11(10a+c)= 11(10a + c)
10a+c10a + c は整数なので、11(10a+c)11(10a + c) は11の倍数である。

3. 最終的な答え

したがって、百の位の数と一の位の数の和が十の位の数になっている3桁の整数は、11の倍数である。

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