数列 $1, \frac{1}{4}, \frac{1}{7}, x, y, \dots$ の各項の逆数をとった数列が等差数列となるとき、$x$, $y$ の値と、元の数列の一般項を求めよ。

代数学数列等差数列一般項逆数
2025/5/12
## 問題210 (1)

1. 問題の内容

数列 1,14,17,x,y,1, \frac{1}{4}, \frac{1}{7}, x, y, \dots の各項の逆数をとった数列が等差数列となるとき、xx, yy の値と、元の数列の一般項を求めよ。

2. 解き方の手順

元の数列の逆数をとった数列は 1,4,7,1, 4, 7, \dots である。
これは公差が 33 の等差数列である。
よって、逆数をとった数列の一般項は
an=1+(n1)3=3n2a_n = 1 + (n-1)3 = 3n - 2
したがって、元の数列の一般項は
bn=13n2b_n = \frac{1}{3n-2}
xx は元の数列の第4項であるから、
x=13(4)2=1122=110x = \frac{1}{3(4) - 2} = \frac{1}{12-2} = \frac{1}{10}
yy は元の数列の第5項であるから、
y=13(5)2=1152=113y = \frac{1}{3(5) - 2} = \frac{1}{15-2} = \frac{1}{13}

3. 最終的な答え

x=110x = \frac{1}{10}
y=113y = \frac{1}{13}
元の数列の一般項: bn=13n2b_n = \frac{1}{3n-2}

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