複素数の等式が与えられたとき、それらの等式を満たす実数 $x$ と $y$ の値を求める問題です。具体的には以下の3つの問題があります。 (1) $5x - 4i = 5 + 2yi$ (2) $(3x + y) + (y + 6)i = 0$ (3) $(2 + 3i)x + (3 - 2i)y = 8 - i$
2025/5/12
1. 問題の内容
複素数の等式が与えられたとき、それらの等式を満たす実数 と の値を求める問題です。具体的には以下の3つの問題があります。
(1)
(2)
(3)
2. 解き方の手順
複素数の等式 が成り立つための必要十分条件は かつ です。これを利用して、各問題の式を実部と虚部に分けて、実数 と に関する連立方程式を立て、それを解きます。
(1) より、実部と虚部を比較すると、
かつ
これらの式を解くと、
(2) より、実部と虚部を比較すると、
かつ
これらの式を解くと、
より なので
(3) を展開すると、
実部と虚部に分けると、
実部と虚部を比較すると、
この連立方程式を解きます。
1つ目の式を2倍、2つ目の式を3倍すると、
2つの式を足すと、
より なので
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
(3) ,