赤玉4個と白玉3個が入った袋から、玉を1個ずつ2回取り出す。取り出した玉は袋に戻さない。 (1) 1回目も2回目も赤玉が出る確率を求める。 (2) 1回目も2回目も白玉が出る確率を求める。

確率論・統計学確率条件付き確率玉の取り出し
2025/3/21

1. 問題の内容

赤玉4個と白玉3個が入った袋から、玉を1個ずつ2回取り出す。取り出した玉は袋に戻さない。
(1) 1回目も2回目も赤玉が出る確率を求める。
(2) 1回目も2回目も白玉が出る確率を求める。

2. 解き方の手順

(1) 1回目も2回目も赤玉が出る確率
* 1回目に赤玉が出る確率は、47\frac{4}{7}です。
* 1回目に赤玉が出た後、袋の中には赤玉が3個、白玉が3個、合計6個の玉が入っています。
* 2回目に赤玉が出る確率は、36=12\frac{3}{6}=\frac{1}{2}です。
* したがって、1回目も2回目も赤玉が出る確率は、47×12=27\frac{4}{7} \times \frac{1}{2}=\frac{2}{7}です。
(2) 1回目も2回目も白玉が出る確率
* 1回目に白玉が出る確率は、37\frac{3}{7}です。
* 1回目に白玉が出た後、袋の中には赤玉が4個、白玉が2個、合計6個の玉が入っています。
* 2回目に白玉が出る確率は、26=13\frac{2}{6}=\frac{1}{3}です。
* したがって、1回目も2回目も白玉が出る確率は、37×13=17\frac{3}{7} \times \frac{1}{3}=\frac{1}{7}です。

3. 最終的な答え

(1) 1回目も2回目も赤玉が出る確率: 27\frac{2}{7}
(2) 1回目も2回目も白玉が出る確率: 17\frac{1}{7}

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