アンケートの結果が分割表にまとめられています。質問は「30歳までに結婚したいか?」と「デートとアルバイトどちらを優先するか?」です。 (1) オッズ比を求めます。 (2) 30歳までに結婚したいか否かと、デート/アルバイトの優先度に相関があるか考え、理由を述べます。
2025/6/7
1. 問題の内容
アンケートの結果が分割表にまとめられています。質問は「30歳までに結婚したいか?」と「デートとアルバイトどちらを優先するか?」です。 (1) オッズ比を求めます。 (2) 30歳までに結婚したいか否かと、デート/アルバイトの優先度に相関があるか考え、理由を述べます。
2. 解き方の手順
(1) オッズ比の計算:
まず、デートを優先する場合とアルバイトを優先する場合それぞれについて、30歳までに結婚したい人のオッズを計算します。
デートを優先する場合:
30歳までに結婚したい人の数: 167
30歳までに結婚したくない人の数: 17
オッズ(デートを優先し、30歳までに結婚したい):
アルバイトを優先する場合:
30歳までに結婚したい人の数: 92
30歳までに結婚したくない人の数: 18
オッズ(アルバイトを優先し、30歳までに結婚したい):
オッズ比:
オッズ比は、 で計算されます。
(2) 相関の有無とその理由:
オッズ比が1に近いほど、関連性がないとみなせます。1より十分に大きいあるいは小さいほど、関連性があると言えます。
オッズ比が約1.922なので、1からかなり離れています。したがって、30歳までに結婚したいか否かと、デート/アルバイトの優先度には相関があると考えられます。
理由: デートを優先する人の方が、アルバイトを優先する人よりも、30歳までに結婚したいという傾向が強いと考えられます。これは、結婚願望が強い人は、結婚につながる可能性のあるデートを優先する傾向があるためと解釈できます。
3. 最終的な答え
(1) オッズ比: 約 1.922
(2) 30歳までに結婚したいか否かと、デート/アルバイトの優先度には相関があるといえる。理由は、デートを優先する人の方が30歳までに結婚したい傾向が強いと考えられるから。