ある市場におけるチーズの需給曲線が与えられています。 問題1では、原材料費の変動により供給曲線がシフトした場合の、新たな均衡需給量と均衡価格を求めます。 問題2では、需要曲線のシフトにより、新たな市場均衡点（4, 16）になった場合の、新しい需要曲線の式を求めます。 初期の需給曲線は以下の通りです。 $D = -0.5p + 12$ (需要曲線) $S = p - 3$ (供給曲線)

はい、承知いたしました。問題を解いていきます。

1. 問題の内容

ある市場におけるチーズの需給曲線が与えられています。

問題1では、原材料費の変動により供給曲線がシフトした場合の、新たな均衡需給量と均衡価格を求めます。

問題2では、需要曲線のシフトにより、新たな市場均衡点（4, 16）になった場合の、新しい需要曲線の式を求めます。

初期の需給曲線は以下の通りです。

$D = -0.5p + 12$ (需要曲線)

$S = p - 3$ (供給曲線)

2. 解き方の手順

**問題1**

供給曲線が $S = p - 6$ にシフトした場合の均衡点を求めます。

均衡点では、需要と供給が一致するので、$D = S$ となります。

したがって、

$-0.5p + 12 = p - 6$

この式を解いて、$p$ を求めます。

$1.5p = 18$

$p = 12$

均衡価格は $p = 12$ です。

次に、均衡需給量を求めます。どちらの式を使っても同じ結果が得られます。

$S = 12 - 6 = 6$

$D = -0.5(12) + 12 = -6 + 12 = 6$

均衡需給量は 6 です。

**問題2**

需要曲線のシフトにより、新たな均衡点が (4, 16) になったとします。

このとき供給曲線は $S = p - 3$ のままです。

需要曲線の傾きは変わらないので、$D = -0.5p + b$ と置けます。

ここで、$b$ は切片を表します。

均衡点 (4, 16) をこの式に代入して、$b$ を求めます。

$16 = -0.5(4) + b$

$16 = -2 + b$

$b = 18$

したがって、新しい需要曲線は $D = -0.5p + 18$ です。

3. 最終的な答え

**問題1の答え**

均衡価格: 12

均衡需給量: 6

**問題2の答え**

新しい需要曲線: $D = -0.5p + 18$