第15項が23、第45項が113である等差数列$\{a_n\}$の一般項を求めよ。

代数学数列等差数列一般項連立方程式
2025/5/13
## 問題6

1. 問題の内容

第15項が23、第45項が113である等差数列{an}\{a_n\}の一般項を求めよ。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項を an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d とおく。ここで、aa は初項、dd は公差、nn は項番号である。
問題文より、以下の2つの式が成り立つ。
a15=a+(151)d=a+14d=23a_{15} = a + (15-1)d = a + 14d = 23
a45=a+(451)d=a+44d=113a_{45} = a + (45-1)d = a + 44d = 113
これらの連立方程式を解いて、aadd を求める。
2番目の式から1番目の式を引くと、
(a+44d)(a+14d)=11323(a + 44d) - (a + 14d) = 113 - 23
30d=9030d = 90
d=3d = 3
これを1番目の式に代入すると、
a+14(3)=23a + 14(3) = 23
a+42=23a + 42 = 23
a=2342=19a = 23 - 42 = -19
したがって、a=19a = -19d=3d = 3 である。
よって、等差数列の一般項は an=a+(n1)d=19+(n1)3=19+3n3=3n22a_n = a + (n-1)d = -19 + (n-1)3 = -19 + 3n - 3 = 3n - 22 となる。

3. 最終的な答え

an=3n22a_n = 3n - 22
## 問題7

1. 問題の内容

初項が44、公差が-6である等差数列{an}\{a_n\}がある。-250はこの数列の第何項であるか。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項を an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d とおく。ここで、a=44a = 44d=6d = -6 である。
an=44+(n1)(6)a_n = 44 + (n-1)(-6)
an=446n+6a_n = 44 - 6n + 6
an=506na_n = 50 - 6n
an=250a_n = -250 となる nn を求める。
506n=25050 - 6n = -250
6n=25050-6n = -250 - 50
6n=300-6n = -300
n=50n = 50

3. 最終的な答え

第50項
## 問題8

1. 問題の内容

初項が5、公差が-4である等差数列の初項から第n項までの和SnS_nを求めよ。また、初項から第10項までの和S10S_{10}を求めよ。

2. 解き方の手順

等差数列の和の公式は Sn=n2{2a+(n1)d}S_n = \frac{n}{2} \{2a + (n-1)d\} である。ここで、a=5a = 5d=4d = -4 である。
Sn=n2{2(5)+(n1)(4)}S_n = \frac{n}{2} \{2(5) + (n-1)(-4)\}
Sn=n2{104n+4}S_n = \frac{n}{2} \{10 - 4n + 4\}
Sn=n2{144n}S_n = \frac{n}{2} \{14 - 4n\}
Sn=n(72n)S_n = n(7 - 2n)
Sn=7n2n2S_n = 7n - 2n^2
S10S_{10}を求める。
S10=7(10)2(10)2S_{10} = 7(10) - 2(10)^2
S10=70200S_{10} = 70 - 200
S10=130S_{10} = -130

3. 最終的な答え

Sn=7n2n2S_n = 7n - 2n^2
S10=130S_{10} = -130
## 問題9

1. 問題の内容

初項が100、公差が-7である等差数列{an}\{a_n\}が初めて負の数になるのは第何項か。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項を an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d とおく。ここで、a=100a = 100d=7d = -7 である。
an=100+(n1)(7)a_n = 100 + (n-1)(-7)
an=1007n+7a_n = 100 - 7n + 7
an=1077na_n = 107 - 7n
an<0a_n < 0 となる nn を求める。
1077n<0107 - 7n < 0
107<7n107 < 7n
n>1077n > \frac{107}{7}
n>15.2857...n > 15.2857...
nn は整数なので、n=16n = 16 が初めて負の数になる項番号である。

3. 最終的な答え

第16項

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