この式を因数分解するには、まず定数項を消すために全体を3倍します。
ただし、因数分解した後に3で割ることを忘れないでください。
3倍すると 3a2−13a+4 となります。 次に、足して-13、掛けて3×4=12になる2つの数を見つけます。 その2つの数は-12と-1です。
よって、3a2−13a+4 は 3a2−12a−a+4 と書き換えられます。 次に、グループ化を行います。 3a(a−4)−1(a−4) となります。 ここで、共通因数 (a−4) をくくり出すと、(3a−1)(a−4) となります。 最後に、最初に3倍にしたので、全体を3で割る必要があります。
しかし、因数 (3a−1) は3で割ることができます。なので、3a−1 ではなく a−31 で表します。 すると、(a−31)(a−4)となります。 最後に、括弧を外して3倍する前の状態に戻すと、
31(3a−1)(a−4)となります。 元の式 a2−313a+34 を因数分解すると、 31(3a−1)(a−4) となります。 しかし、(3a−1)(a−4) を展開すると 3a2−13a+4 になります。 したがって、a2−313a+34 を因数分解したものは、(a−4)(a−31) となります。