等差数列 $\{a_n\}$ について、以下の問いに答える。 (2) 第15項が22、第45項が112であるとき、初項と公差を求めよ。 (4) 初項が100、第7項が64であるとき、初項と公差を求めよ。

代数学数列等差数列連立方程式一般項
2025/5/13

1. 問題の内容

等差数列 {an}\{a_n\} について、以下の問いに答える。
(2) 第15項が22、第45項が112であるとき、初項と公差を求めよ。
(4) 初項が100、第7項が64であるとき、初項と公差を求めよ。

2. 解き方の手順

(2)
等差数列の一般項は an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d で表される。ここで、a1a_1は初項、ddは公差、nnは項数である。
問題文より、第15項は22なので、
a15=a1+(151)d=a1+14d=22a_{15} = a_1 + (15-1)d = a_1 + 14d = 22
また、第45項は112なので、
a45=a1+(451)d=a1+44d=112a_{45} = a_1 + (45-1)d = a_1 + 44d = 112
2つの式を連立方程式として解く。
a1+14d=22a_1 + 14d = 22 (1)
a1+44d=112a_1 + 44d = 112 (2)
(2) - (1)より、
(a1+44d)(a1+14d)=11222(a_1 + 44d) - (a_1 + 14d) = 112 - 22
30d=9030d = 90
d=3d = 3
これを(1)に代入して、
a1+14(3)=22a_1 + 14(3) = 22
a1+42=22a_1 + 42 = 22
a1=2242=20a_1 = 22 - 42 = -20
(4)
初項が100なので、a1=100a_1 = 100
第7項が64なので、a7=a1+(71)d=a1+6d=64a_7 = a_1 + (7-1)d = a_1 + 6d = 64
a1=100a_1 = 100を代入すると、
100+6d=64100 + 6d = 64
6d=64100=366d = 64 - 100 = -36
d=6d = -6

3. 最終的な答え

(2) 初項:-20、公差:3
(4) 初項:100、公差:-6

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