1個200円のリンゴと1個300円のナシを合わせて購入したところ、代金は2000円でした。リンゴとナシは少なくとも1個ずつは購入しています。このとき、リンゴの個数を求めるために、以下の情報ア、イのどちらが必要かを判断します。 ア:リンゴの個数はナシの個数より多い。 イ:リンゴの代金はナシの代金より高い。

代数学方程式連立方程式文章問題整数解
2025/5/13

1. 問題の内容

1個200円のリンゴと1個300円のナシを合わせて購入したところ、代金は2000円でした。リンゴとナシは少なくとも1個ずつは購入しています。このとき、リンゴの個数を求めるために、以下の情報ア、イのどちらが必要かを判断します。
ア:リンゴの個数はナシの個数より多い。
イ:リンゴの代金はナシの代金より高い。

2. 解き方の手順

まず、リンゴの個数を xx 個、ナシの個数を yy 個とします。
このとき、合計金額は2000円なので、以下の式が成り立ちます。
200x+300y=2000200x + 300y = 2000
この式を簡略化すると、
2x+3y=202x + 3y = 20
ここで、xxyy は少なくとも1以上の整数である必要があります。
次に、情報ア、イそれぞれの場合について、リンゴの個数が特定できるか検討します。
情報ア(リンゴの個数はナシの個数より多い:x>yx > y の場合):
2x+3y=202x + 3y = 20 を満たす整数の組み合わせを考えると、次のようになります。
* x=1,y=6x = 1, y = 6: 2(1)+3(6)=202(1) + 3(6) = 20 (不適: x>yx > yを満たさない)
* x=4,y=4x = 4, y = 4: 2(4)+3(4)=202(4) + 3(4) = 20 (不適: x>yx > yを満たさない)
* x=7,y=2x = 7, y = 2: 2(7)+3(2)=202(7) + 3(2) = 20 (適)
したがって、情報アがある場合、x=7x=7, y=2y=2のみなので、リンゴの個数は7個と確定できます。
情報イ(リンゴの代金はナシの代金より高い:200x>300y200x > 300y つまり 2x>3y2x > 3y の場合):
2x+3y=202x + 3y = 20 を満たす整数の組み合わせを考えると、次のようになります。
* x=1,y=6x = 1, y = 6: 2(1)+3(6)=202(1) + 3(6) = 20 (不適: 2x>3y2x>3yを満たさない)
* x=4,y=4x = 4, y = 4: 2(4)+3(4)=202(4) + 3(4) = 20 (不適: 2x>3y2x>3yを満たさない)
* x=7,y=2x = 7, y = 2: 2(7)+3(2)=202(7) + 3(2) = 20 (適: 2(7)>3(2)2(7) > 3(2))
したがって、情報イがある場合、x=7x=7, y=2y=2のみなので、リンゴの個数は7個と確定できます。

3. 最終的な答え

情報アだけでも、情報イだけでも、リンゴの個数を特定できるので、答えはDです。

「代数学」の関連問題

与えられた連立一次方程式を掃き出し法で解く問題です。連立一次方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} 2x - 3y + z = 11 \\ 3x + 3y - 6z = -21 \\...

連立一次方程式掃き出し法行列
2025/7/14

2次不等式 $-x^2 + mx + m < 0$ の解がすべての実数であるとき、定数 $m$ の値の範囲を求める。

二次不等式判別式二次関数
2025/7/14

2次関数 $y = x^2 + mx + 2$ のグラフが $x$ 軸と共有点をもつような定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。

二次関数二次方程式判別式不等式グラフ
2025/7/14

与えられた連立不等式を解く問題です。連立不等式は以下の通りです。 $ \begin{cases} 3x+1 \geq 7x-5 \\ -x+6 < 3(1-2x) \end{cases} $

不等式連立不等式一次不等式
2025/7/14

必要条件と十分条件に関する以下の4つの問題に答えます。 (1) $x^2 = 5$ は、$x$ が無理数であるための何条件か。 (2) 四角形ABCDが平行四辺形であることは、四角形ABCDが長方形で...

必要条件十分条件集合絶対値方程式
2025/7/14

$a$ は正の定数とする。 $0 \le x \le a$ における関数 $f(x) = -x^2 + 6x$ について、以下の問いに答える。 (1) 最大値を求めよ。 (2) 最小値を求めよ。

二次関数最大値最小値場合分け放物線
2025/7/14

$a$ は正の定数とする。関数 $y=x^2-2x-1$ ($0 \le x \le a$) について、最小値と最大値を求める。

二次関数最大値最小値平方完成場合分け
2025/7/14

与えられた不等式 $1 \le p \le 9$ を満たす $p$ の範囲を求めます。

不等式範囲
2025/7/14

与えられた指数方程式と指数不等式を解く問題です。全部で6問あります。 (1) $2^x = 64$ (2) $(\frac{1}{8})^x = 16$ (3) $3^{3x-4} = 243$ (4...

指数指数方程式指数不等式
2025/7/14

次の3つの式を計算します。 (1) $2^{\frac{5}{6}} \times 2^{-\frac{1}{2}} \div 2^{\frac{1}{3}}$ (2) $3^{\frac{1}{3}...

指数法則累乗根計算
2025/7/14