与えられた連立一次方程式を解き、解を「(定ベクトル) + (何本かのベクトルの、係数が任意な線形和)」の形式で表す。拡大係数行列の簡約化の結果を必ず明記する。ここでは問題(7)と(9)を解く。

代数学連立一次方程式線形代数拡大係数行列簡約化ベクトル
2025/5/13

1. 問題の内容

与えられた連立一次方程式を解き、解を「(定ベクトル) + (何本かのベクトルの、係数が任意な線形和)」の形式で表す。拡大係数行列の簡約化の結果を必ず明記する。ここでは問題(7)と(9)を解く。

2. 解き方の手順

**(7) 変数 x, y に対し、 {x+2y=13x6y=3\begin{cases} x + 2y = 1 \\ -3x - 6y = -3 \end{cases}**
* **拡大係数行列を作成し、簡約化する:**
(121363)R2+3R1(121000)\begin{pmatrix} 1 & 2 & 1 \\ -3 & -6 & -3 \end{pmatrix} \xrightarrow{R_2 + 3R_1} \begin{pmatrix} 1 & 2 & 1 \\ 0 & 0 & 0 \end{pmatrix}
* **連立方程式を解く:**
簡約化された行列から、x+2y=1x + 2y = 1となる。 yy を任意の値 tt とすると、x=12tx = 1 - 2tとなる。
* **解をベクトル形式で表現する:**
(xy)=(12tt)=(10)+t(21)\begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 1 - 2t \\ t \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 1 \\ 0 \end{pmatrix} + t \begin{pmatrix} -2 \\ 1 \end{pmatrix}
**(9) 変数 x, y, z に対し、 {x+2y+3z=12x+2z=2x+y=2\begin{cases} x + 2y + 3z = -1 \\ 2x + 2z = 2 \\ -x + y = -2 \end{cases}**
* **拡大係数行列を作成し、簡約化する:**
(123120221102)R22R1(123104441102)R3+R1(123104440333)\begin{pmatrix} 1 & 2 & 3 & -1 \\ 2 & 0 & 2 & 2 \\ -1 & 1 & 0 & -2 \end{pmatrix} \xrightarrow{R_2 - 2R_1} \begin{pmatrix} 1 & 2 & 3 & -1 \\ 0 & -4 & -4 & 4 \\ -1 & 1 & 0 & -2 \end{pmatrix} \xrightarrow{R_3 + R_1} \begin{pmatrix} 1 & 2 & 3 & -1 \\ 0 & -4 & -4 & 4 \\ 0 & 3 & 3 & -3 \end{pmatrix}
14R2(123101110333)R33R2(123101110000)R12R2(101101110000)\xrightarrow{-\frac{1}{4}R_2} \begin{pmatrix} 1 & 2 & 3 & -1 \\ 0 & 1 & 1 & -1 \\ 0 & 3 & 3 & -3 \end{pmatrix} \xrightarrow{R_3 - 3R_2} \begin{pmatrix} 1 & 2 & 3 & -1 \\ 0 & 1 & 1 & -1 \\ 0 & 0 & 0 & 0 \end{pmatrix} \xrightarrow{R_1 - 2R_2} \begin{pmatrix} 1 & 0 & 1 & 1 \\ 0 & 1 & 1 & -1 \\ 0 & 0 & 0 & 0 \end{pmatrix}
* **連立方程式を解く:**
簡約化された行列から、x+z=1x + z = 1y+z=1y + z = -1となる。zz を任意の値 tt とすると、x=1tx = 1 - ty=1ty = -1 - tとなる。
* **解をベクトル形式で表現する:**
(xyz)=(1t1tt)=(110)+t(111)\begin{pmatrix} x \\ y \\ z \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 1 - t \\ -1 - t \\ t \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 1 \\ -1 \\ 0 \end{pmatrix} + t \begin{pmatrix} -1 \\ -1 \\ 1 \end{pmatrix}

3. 最終的な答え

**(7) の答え:**
解 = (10)+t(21)\begin{pmatrix} 1 \\ 0 \end{pmatrix} + t \begin{pmatrix} -2 \\ 1 \end{pmatrix} (tt: 任意)
**(9) の答え:**
解 = (110)+t(111)\begin{pmatrix} 1 \\ -1 \\ 0 \end{pmatrix} + t \begin{pmatrix} -1 \\ -1 \\ 1 \end{pmatrix} (tt: 任意)

「代数学」の関連問題

与えられた方程式 $x^2 - 12x + y^2 = 0$ を平方完成させる問題です。

平方完成二次方程式円の方程式
2025/5/13

与えられた数式の分母を有理化し、加法を実行せよ。 数式は $\frac{\sqrt{3}}{\sqrt{2}} + \frac{9}{\sqrt{6}}$ である。

分母の有理化根号式の計算
2025/5/13

次の4つの計算問題を解きます。 (1) $3\sqrt{5} + \frac{20}{\sqrt{5}}$ (2) $\sqrt{48} - \frac{6}{\sqrt{3}}$ (3) $\sqr...

平方根有理化根号の計算
2025/5/13

問題7は分母の有理化、問題8は根号を含む数の計算です。 問題7:次の数の分母を有理化しなさい。 (1) $\frac{3}{\sqrt{5}}$ (2) $\frac{\sqrt{10}}{\sqrt...

根号有理化平方根の計算
2025/5/13

与えられた2つの一次方程式を解き、$t$ の値を求めます。 与えられた方程式は $45 - 3t = -3$ と $25 + t = 6$ です。

一次方程式連立方程式方程式の解法
2025/5/13

次の3つの式を計算する問題です。 (1) $\sqrt{-5} \times \sqrt{-6}$ (2) $(2+\sqrt{-5})^2$ (3) $\frac{\sqrt{12}}{\sqrt{...

複素数平方根計算
2025/5/13

複素数 $i$ を用いて、以下の数を表す問題です。 (1) $\sqrt{-7}$ (2) $-16$ の平方根

複素数平方根虚数
2025/5/13

与えられた複素数に対して、共役な複素数を求める問題です。複素数は(1) $3 + i$ と (2) $\sqrt{2}i$ の2つです。

複素数共役複素数複素平面
2025/5/13

与えられた2つの関数について、$x$が1から3まで増加するときの変化の割合をそれぞれ求める問題です。関数は以下の2つです。 (1) $y = 3x^2$ (2) $y = -3x^2$

二次関数変化の割合関数
2025/5/13

与えられた複素数の式を計算する問題です。具体的には、足し算、引き算、掛け算、そして二乗の計算が含まれます。

複素数複素数の計算加算減算乗算二乗
2025/5/13