射的を4回行い、10点、20点、30点、50点のいずれかの点数を獲得した。以下の条件から2回目の点数を求める。 * 1回目と2回目の点数の平均は3回目の点数に等しい * 1回目と3回目の点数の平均は4回目の点数に等しい

代数学方程式連立方程式平均論理数値計算
2025/3/21

1. 問題の内容

射的を4回行い、10点、20点、30点、50点のいずれかの点数を獲得した。以下の条件から2回目の点数を求める。
* 1回目と2回目の点数の平均は3回目の点数に等しい
* 1回目と3回目の点数の平均は4回目の点数に等しい

2. 解き方の手順

1回目の点数をxx、2回目の点数をyy、3回目の点数をzz、4回目の点数をwwとする。
問題文の条件より以下の式が成り立つ。
* x+y2=z\frac{x+y}{2} = z
* x+z2=w\frac{x+z}{2} = w
x,y,z,wx, y, z, wはそれぞれ10, 20, 30, 50のいずれかの値をとる。
また、合計点は x+y+z+w=10+20+30+50=110x+y+z+w = 10+20+30+50 = 110である。
x+y2=z\frac{x+y}{2} = zよりx+y=2zx+y = 2zx+z2=w\frac{x+z}{2} = wよりx+z=2wx+z = 2w
これらをx+y+z+w=110x+y+z+w = 110に代入すると、
2z+z+w=1102z + z + w = 110 より 3z+w=1103z + w = 110
また、x+y+z+w=110x+y+z+w=110x+y=2zx+y=2zx+z=2wx+z=2wを代入すると、2z+z+w=1102z+z+w = 110より3z+w=1103z+w=110
zzwwの組み合わせを考えると、z=20z=20の場合、w=50w=50となり、3(20)+50=1103(20)+50 = 110となる。これはありうる。
z=30z=30の場合、w=20w=20となり、3(30)+20=1103(30)+20 = 110となる。これも有り得る。
x+y=2zx+y = 2zより、x+y=220=40x+y = 2*20 = 40 または x+y=230=60x+y = 2*30=60
x+z=2wx+z = 2wより、x+20=250=100x+20 = 2*50=100 x=80x=80となり条件から外れる。 または x+30=220=40x+30=2*20=40よりx=10x=10となる。
もしx=10x=10であれば、x+y=60x+y=60よりy=50y=50
したがって、x=10,y=50,z=30,w=20x=10, y=50, z=30, w=20
このとき、x+y+z+w=10+50+30+20=110x+y+z+w=10+50+30+20=110
条件を満たす。

3. 最終的な答え

50