二次式 ax2+bx+c を因数分解する方法はいくつかありますが、ここでは解の公式を用いて解を求め、そこから因数分解する手順を示します。 まず、a2−217a+23=0 の解を求めます。二次方程式の解の公式は x=2a−b±b2−4ac この問題では、a=1, b=−217, c=23 なので、これを代入すると a=2⋅1217±(−217)2−4⋅1⋅23 a=2217±4289−212 a=2217±4289−424 a=2217±4265 a=2217±2265 a=417±265 したがって、解は a=417+265 と a=417−265 です。 これらを α=417+265、β=417−265とすると、a2−217a+23 は (a−α)(a−β) と因数分解できます。 a2−217a+23=(a−417+265)(a−417−265) ただし、因数分解の形を求める問題の意図としては、有理数の範囲での因数分解を期待している可能性が高いです。 その場合、この二次式は有理数の範囲では因数分解できません。