与えられた図において、ベクトル $\vec{PQ}$ を、与えられたベクトル $\vec{a}$, $\vec{b}$, $\vec{c}$, $\vec{d}$ を用いて表す問題です。

幾何学ベクトルベクトルの加法ベクトルの分解図形
2025/5/14

1. 問題の内容

与えられた図において、ベクトル PQ\vec{PQ} を、与えられたベクトル a\vec{a}, b\vec{b}, c\vec{c}, d\vec{d} を用いて表す問題です。

2. 解き方の手順

(1) の場合:
経路 PABQP \to A \to B \to Q を考えます。PQ\vec{PQ} はこの経路に沿ったベクトルの和で表すことができます。
つまり、
PQ=PA+AB+BQ\vec{PQ} = \vec{PA} + \vec{AB} + \vec{BQ}
図から PA=a\vec{PA} = - \vec{a}, AB=b\vec{AB} = \vec{b}, BQ=c\vec{BQ} = - \vec{c} であることがわかります。
したがって、
PQ=a+bc\vec{PQ} = - \vec{a} + \vec{b} - \vec{c}
(2) の場合:
経路 PACBQP \to A \to C \to B \to Q を考えます。PQ\vec{PQ} はこの経路に沿ったベクトルの和で表すことができます。
つまり、
PQ=PA+AC+CB+BQ\vec{PQ} = \vec{PA} + \vec{AC} + \vec{CB} + \vec{BQ}
図から PA=d\vec{PA} = - \vec{d}, AC=b\vec{AC} = - \vec{b}, CB=a\vec{CB} = - \vec{a}, BQ=c\vec{BQ} = - \vec{c} であることがわかります。
したがって、
PQ=dbac\vec{PQ} = - \vec{d} - \vec{b} - \vec{a} - \vec{c}
PQ=abcd\vec{PQ} = - \vec{a} - \vec{b} - \vec{c} - \vec{d}

3. 最終的な答え

(1) PQ=a+bc\vec{PQ} = - \vec{a} + \vec{b} - \vec{c}
(2) PQ=abcd\vec{PQ} = - \vec{a} - \vec{b} - \vec{c} - \vec{d}

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