底面の半径と高さがともに3cmの円柱と、半径が3cmの半球がある。円柱の体積を$V$ cm$^3$、半球の体積を$W$ cm$^3$とするとき、$V:W$をもっとも簡単な整数の比で表す。

幾何学体積円柱半球
2025/5/14

1. 問題の内容

底面の半径と高さがともに3cmの円柱と、半径が3cmの半球がある。円柱の体積をVV cm3^3、半球の体積をWW cm3^3とするとき、V:WV:Wをもっとも簡単な整数の比で表す。

2. 解き方の手順

まず、円柱の体積VVを求める。円柱の体積は、V=底面積×高さV = \text{底面積} \times \text{高さ}で計算される。底面積は半径3cmの円なので、π×32=9π\pi \times 3^2 = 9\pi cm2^2。高さも3cmなので、V=9π×3=27πV = 9\pi \times 3 = 27\pi cm3^3
次に、半球の体積WWを求める。球の体積は43πr3\frac{4}{3}\pi r^3で、半球はその半分なので、半球の体積は23πr3\frac{2}{3}\pi r^3で計算される。半径は3cmなので、W=23π×33=23π×27=18πW = \frac{2}{3}\pi \times 3^3 = \frac{2}{3}\pi \times 27 = 18\pi cm3^3
最後に、V:WV:Wを最も簡単な整数の比で表す。
V:W=27π:18π=27:18=3:2V:W = 27\pi : 18\pi = 27:18 = 3:2

3. 最終的な答え

3 : 2

「幾何学」の関連問題

放物線 $y = \frac{1}{4}x^2$ と直線 $l$ が2点A, Bで交わっている。Aのx座標は-2、Bのx座標は4である。このとき、直線 $l$ の式を求める。

放物線直線座標連立方程式
2025/5/14

放物線 $y = \frac{1}{4}x^2$ と直線 $l$ が2点A, Bで交わっている。点Bを通り$x$軸に平行な直線に関して、$l$と対称な直線$m$を引き、放物線とのもう一つの交点をCとす...

放物線直線交点連立方程式座標
2025/5/14

点A(1, 3)と直線 $l: x - 2y - 1 = 0$ が与えられている。点Qが直線 $l$ 上を動くとき、次の条件を満たす点Pの軌跡を求める。 (1) Pは線分AQの中点 (2) Pは線分Q...

軌跡直線中点内分点対称点平行移動
2025/5/14

与えられた立面図と平面図から、立体の体積を求める問題です。立面図は縦6cm、横4cmの長方形であり、平面図は円であることから、この立体は円柱を半分に切ったものであると推測できます。

体積円柱立体図形π計算
2025/5/14

一辺の長さが $a$ cm の立方体がある。この立方体を平面 CHF で切ってできる三角錐の体積を求めよ。

立体図形体積立方体三角錐
2025/5/14

底辺6cm、高さ8cmの直角三角形を高さの1/2のところで切り取ってできた台形を、直線lを軸として1回転させたときにできる立体の体積を求めよ。

体積回転体円錐円柱台形
2025/5/14

底面が一辺2cmの正方形で、高さが5cmの正四角錐の体積を求める問題です。

体積正四角錐空間図形
2025/5/14

半径が6cmの半球の体積を求める問題です。

体積半球半径円周率
2025/5/14

直径が10cmの球の表面積を求める問題です。

表面積半径体積
2025/5/14

半径3cmの球の体積を求める問題です。

体積半径公式計算
2025/5/14