(1) まず、a+b=2, b+c=3, c+a=5 を用いて、a+b+c を求める。 a+b=2, b+c=3, c+a=5 より、 2(a+b+c)=2+3+5. よって、a+b+c=22+3+5. 次に、a,b,c をそれぞれ求める。 c=(a+b+c)−(a+b)=22+3+5−2=2−2+3+5 a=(a+b+c)−(b+c)=22+3+5−3=22−3+5 b=(a+b+c)−(c+a)=22+3+5−5=22+3−5 求める式を変形すると、
a2+b2+c2+ab+bc+ca=21((a+b)2+(b+c)2+(c+a)2)=21((2)2+(3)2+(5)2)=21(2+3+5)=5. (2) まず、3−71 を有理化する。 3−71=(3−7)(3+7)3+7=9−73+7=23+7. ここで、4<7<9 より、2<7<3 であるから、5<3+7<6. よって、25<23+7<26=3. したがって、3−71=23+7 の整数部分 a は 2である。 小数部分 b=23+7−2=23+7−4=27−1. b1=7−12=(7−1)(7+1)2(7+1)=7−12(7+1)=62(7+1)=37+1. 4<7<9 より、2<7<3. 3<7+1<4 より、1<37+1<34=1.333.... よって、b1=37+1 の整数部分は 1 である。 (3) 6個のアルファベットと2個のハイフンを並べる。文字列の先頭と末尾がアルファベットであり、かつ連続したハイフンがない文字列の総数を求める。
まず、6個のアルファベットを並べる。これは 6! 通り。 次に、ハイフンが連続しないように並べる。
アルファベット6文字を並べたとき、その間または端にハイフンを入れる場所は7箇所ある。
その7箇所から2箇所を選んでハイフンを入れる方法は、7C2=27×6=21 通り。 よって、条件を満たす文字列の総数は 6!×21=720×21=15120 通り。 (4) 直線 ax−y+2=0 は、定点A(0, [7])を通る。 x=0 を代入すると、 −y+2=0 より y=2. したがって、定点 A(0,2) を通る。 直線が原点を中心とする半径1の円に接するとき、a=±[8] である。 直線 ax−y+2=0 と原点との距離が1であるから、点と直線の距離の公式より、 a2+(−1)2∣a(0)−0+2∣=1. a2+1∣2∣=1. a=±3.