点 $A(0, \frac{1}{4})$ からの距離と、直線 $y = -\frac{1}{4}$ からの距離が等しい点Pの軌跡を求める。

幾何学軌跡放物線距離
2025/5/14

1. 問題の内容

A(0,14)A(0, \frac{1}{4}) からの距離と、直線 y=14y = -\frac{1}{4} からの距離が等しい点Pの軌跡を求める。

2. 解き方の手順

点Pの座標を (x,y)(x, y) とおく。
点Pから点Aまでの距離は、
(x0)2+(y14)2=x2+(y14)2\sqrt{(x - 0)^2 + (y - \frac{1}{4})^2} = \sqrt{x^2 + (y - \frac{1}{4})^2}
点Pから直線 y=14y = -\frac{1}{4} までの距離は、
y(14)=y+14|y - (-\frac{1}{4})| = |y + \frac{1}{4}|
問題の条件より、これらの距離は等しいので、
x2+(y14)2=y+14\sqrt{x^2 + (y - \frac{1}{4})^2} = |y + \frac{1}{4}|
両辺を2乗して、
x2+(y14)2=(y+14)2x^2 + (y - \frac{1}{4})^2 = (y + \frac{1}{4})^2
x2+y212y+116=y2+12y+116x^2 + y^2 - \frac{1}{2}y + \frac{1}{16} = y^2 + \frac{1}{2}y + \frac{1}{16}
x212y=12yx^2 - \frac{1}{2}y = \frac{1}{2}y
x2=yx^2 = y
したがって、点Pの軌跡は放物線 y=x2y = x^2 である。

3. 最終的な答え

y=x2y = x^2

「幾何学」の関連問題

放物線 $y = \frac{1}{4}x^2$ と直線 $l$ が2点A, Bで交わっている。Aのx座標は-2、Bのx座標は4である。このとき、直線 $l$ の式を求める。

放物線直線座標連立方程式
2025/5/14

放物線 $y = \frac{1}{4}x^2$ と直線 $l$ が2点A, Bで交わっている。点Bを通り$x$軸に平行な直線に関して、$l$と対称な直線$m$を引き、放物線とのもう一つの交点をCとす...

放物線直線交点連立方程式座標
2025/5/14

点A(1, 3)と直線 $l: x - 2y - 1 = 0$ が与えられている。点Qが直線 $l$ 上を動くとき、次の条件を満たす点Pの軌跡を求める。 (1) Pは線分AQの中点 (2) Pは線分Q...

軌跡直線中点内分点対称点平行移動
2025/5/14

底面の半径と高さがともに3cmの円柱と、半径が3cmの半球がある。円柱の体積を$V$ cm$^3$、半球の体積を$W$ cm$^3$とするとき、$V:W$をもっとも簡単な整数の比で表す。

体積円柱半球
2025/5/14

与えられた立面図と平面図から、立体の体積を求める問題です。立面図は縦6cm、横4cmの長方形であり、平面図は円であることから、この立体は円柱を半分に切ったものであると推測できます。

体積円柱立体図形π計算
2025/5/14

一辺の長さが $a$ cm の立方体がある。この立方体を平面 CHF で切ってできる三角錐の体積を求めよ。

立体図形体積立方体三角錐
2025/5/14

底辺6cm、高さ8cmの直角三角形を高さの1/2のところで切り取ってできた台形を、直線lを軸として1回転させたときにできる立体の体積を求めよ。

体積回転体円錐円柱台形
2025/5/14

底面が一辺2cmの正方形で、高さが5cmの正四角錐の体積を求める問題です。

体積正四角錐空間図形
2025/5/14

半径が6cmの半球の体積を求める問題です。

体積半球半径円周率
2025/5/14

直径が10cmの球の表面積を求める問題です。

表面積半径体積
2025/5/14