数直線上を動く点Pが原点にある。サイコロを6回投げる。1または2の目が出るとPは正の向きに2進み、それ以外の目が出るとPは負の向きに1進む。6回サイコロを投げた後、Pが原点に戻る確率を求める。
2025/5/14
1. 問題の内容
数直線上を動く点Pが原点にある。サイコロを6回投げる。1または2の目が出るとPは正の向きに2進み、それ以外の目が出るとPは負の向きに1進む。6回サイコロを投げた後、Pが原点に戻る確率を求める。
2. 解き方の手順
1または2の目が出る回数を 回とすると、他の目が出る回数は 回となる。
Pが原点に戻るためには、移動距離の合計が0である必要がある。
したがって、以下の式が成り立つ。
つまり、1または2の目が2回、それ以外の目が4回出る必要がある。
1または2の目が出る確率は である。
他の目が出る確率は である。
6回中2回、1または2の目が出る確率は、二項定理を使って計算できる。
確率は次の式で表される。
したがって、求める確率は
約分すると