三角形ABCにおいて、$AB=5$, $BC=9$, $CA=6$であるとき、頂点Aから辺BCに下ろした垂線AHの長さを求める。

幾何学三角形ヘロンの公式面積垂線辺の長さ
2025/5/15

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=5AB=5, BC=9BC=9, CA=6CA=6であるとき、頂点Aから辺BCに下ろした垂線AHの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、三角形ABCの面積Sをヘロンの公式を用いて求める。
ヘロンの公式は、s=a+b+c2s = \frac{a+b+c}{2}として、S=s(sa)(sb)(sc)S = \sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)}である。
この問題では、a=5a = 5, b=9b = 9, c=6c = 6なので、
s=5+9+62=202=10s = \frac{5+9+6}{2} = \frac{20}{2} = 10
したがって、S=10(105)(109)(106)=10514=200=102S = \sqrt{10(10-5)(10-9)(10-6)} = \sqrt{10 \cdot 5 \cdot 1 \cdot 4} = \sqrt{200} = 10\sqrt{2}
次に、三角形の面積Sを12×底辺×高さ\frac{1}{2} \times \text{底辺} \times \text{高さ}で表す。
底辺をBCとすると、高さはAHであるから、S=12×BC×AHS = \frac{1}{2} \times BC \times AH
102=12×9×AH10\sqrt{2} = \frac{1}{2} \times 9 \times AH
AH=2029AH = \frac{20\sqrt{2}}{9}

3. 最終的な答え

2029\frac{20\sqrt{2}}{9}

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