グループAとグループBの、ある月に読んだ本の冊数データが与えられています。それぞれのデータの箱ひげ図を作成し、どちらのグループのデータの散らばりの程度が大きいかを答えます。

確率論・統計学箱ひげ図データの散らばり四分位範囲統計的分析
2025/3/22

1. 問題の内容

グループAとグループBの、ある月に読んだ本の冊数データが与えられています。それぞれのデータの箱ひげ図を作成し、どちらのグループのデータの散らばりの程度が大きいかを答えます。

2. 解き方の手順

まず、グループAとグループBのそれぞれについて、以下の値を計算します。
* 最小値
* 第1四分位数(Q1)
* 中央値(Q2)
* 第3四分位数(Q3)
* 最大値
これらの値を用いて箱ひげ図を作成します。箱ひげ図の箱の長さ(四分位範囲IQR = Q3 - Q1)が大きいほど、データの散らばりが大きいことを示します。また、ひげの長さも考慮して、どちらのグループの散らばりが大きいか判断します。
グループA: 0, 1, 2, 3, 3, 3, 4, 4, 5, 5, 6, 7
* 最小値: 0
* 第1四分位数(Q1): (2 + 3)/2 = 2.5
* 中央値(Q2): (3 + 4)/2 = 3.5
* 第3四分位数(Q3): (5 + 5)/2 = 5
* 最大値: 7
* IQR = 5 - 2.5 = 2.5
グループB: 0, 1, 1, 1, 2, 2, 3, 3, 4, 5, 6, 7
* 最小値: 0
* 第1四分位数(Q1): 1
* 中央値(Q2): (2 + 3)/2 = 2.5
* 第3四分位数(Q3): 4.5
* 最大値: 7
* IQR = 4.5 - 1 = 3.5
IQRを比較すると、グループBの方がIQRが大きいです。また、最小値は同じで、最大値も同じです。したがって、散らばりの程度はグループBの方が大きいと考えられます。

3. 最終的な答え

散らばりの程度が大きいのはグループBです。

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