関数 $y = \ln(2x^3 + 1)$ の導関数 $\frac{dy}{dx}$ を求めます。

解析学導関数微分合成関数
2025/5/16

1. 問題の内容

関数 y=ln(2x3+1)y = \ln(2x^3 + 1) の導関数 dydx\frac{dy}{dx} を求めます。

2. 解き方の手順

合成関数の微分法を使用します。
まず、u=2x3+1u = 2x^3 + 1 と置くと、y=ln(u)y = \ln(u)となります。
連鎖律 (Chain Rule) により、
dydx=dydududx\frac{dy}{dx} = \frac{dy}{du} \cdot \frac{du}{dx}
dydu=1u\frac{dy}{du} = \frac{1}{u}
dudx=ddx(2x3+1)=6x2\frac{du}{dx} = \frac{d}{dx}(2x^3 + 1) = 6x^2
したがって、
dydx=1u6x2=6x22x3+1\frac{dy}{dx} = \frac{1}{u} \cdot 6x^2 = \frac{6x^2}{2x^3 + 1}

3. 最終的な答え

dydx=6x22x3+1\frac{dy}{dx} = \frac{6x^2}{2x^3 + 1}

「解析学」の関連問題

与えられた4つの極限の収束・発散を調べ、収束する場合はその極限値を求める問題です。 (1) $\lim_{x \to 1+0} \frac{|x-1|}{x-1}$ (2) $\lim_{x \to ...

極限関数の極限片側極限発散絶対値
2025/6/18

与えられた関数の $x$ が無限大に近づくときの極限を求める問題です。 関数は $f(x) = \frac{4x+2}{x-3}$ です。 つまり、 $\lim_{x\to\infty} \frac{...

極限関数極限の計算
2025/6/18

$\arccos(\sin(\frac{\pi}{5}))$ の値を求める。

三角関数逆三角関数微分極限マクローリン級数収束半径
2025/6/18

区間 $[a, b]$ で定義された実数値連続関数全体がつくるベクトル空間 $V$ において、 $f, g \in V$ に対して、 $(f, g) = \int_{a}^{b} f(x)g(x) d...

内積積分ベクトル空間連続関数
2025/6/18

区間 $[a, b]$ で定義された実数値連続関数全体のつくるベクトル空間 $V$ において、$f, g \in V$ に対して、内積が次のように定義されている。 $(f, g) = \int_{a}...

内積ベクトル空間積分連続関数
2025/6/18

以下の3つの不定積分を部分積分を用いて計算します。 (1) $\int 18xe^{6x} dx$ (2) $\int 24x \sin(8x) dx$ (3) $\int \frac{x}{24} ...

積分不定積分部分積分指数関数三角関数
2025/6/18

与えられた関数 $f(x) = x^3 e^{-x^2}$ の増減、凹凸、変曲点、極値を調べる。

微分増減凹凸変曲点極値導関数
2025/6/18

関数 $f(x) = x^3 e^{-x^2}$ の増減と凹凸を調べ、変曲点と極値を求める問題です。

関数の増減凹凸極値変曲点微分指数関数
2025/6/18

$S(0)$ の値を求める問題です。積分 $\int_0^2 (x^3 - 2x^2) dx$ を計算し、その結果に負の符号を付けた値です。

定積分積分計算
2025/6/18

与えられた積分 $\int \frac{x}{24} \cos{\frac{x}{8}} dx$ を計算します。

積分部分積分三角関数
2025/6/18