与えられた関数の $x$ が無限大に近づくときの極限を求める問題です。 関数は $f(x) = \frac{4x+2}{x-3}$ です。 つまり、 $\lim_{x\to\infty} \frac{4x+2}{x-3}$ を計算します。

解析学極限関数極限の計算
2025/6/18

1. 問題の内容

与えられた関数の xx が無限大に近づくときの極限を求める問題です。
関数は f(x)=4x+2x3f(x) = \frac{4x+2}{x-3} です。
つまり、
limx4x+2x3\lim_{x\to\infty} \frac{4x+2}{x-3}
を計算します。

2. 解き方の手順

xx が無限大に近づくときの極限を求めるため、分子と分母を xx で割ります。
4x+2x3=4xx+2xxx3x=4+2x13x\frac{4x+2}{x-3} = \frac{\frac{4x}{x}+\frac{2}{x}}{\frac{x}{x}-\frac{3}{x}} = \frac{4+\frac{2}{x}}{1-\frac{3}{x}}
xx が無限大に近づくと、2x\frac{2}{x}3x\frac{3}{x} は 0 に近づきます。
したがって、
limx4x+2x3=limx4+2x13x=4+010=41=4\lim_{x\to\infty} \frac{4x+2}{x-3} = \lim_{x\to\infty} \frac{4+\frac{2}{x}}{1-\frac{3}{x}} = \frac{4+0}{1-0} = \frac{4}{1} = 4

3. 最終的な答え

4

「解析学」の関連問題

2つの関数 $y = x^2 + 2x - 5$ と $y = 3x^2 - 8x + 3$ で囲まれた領域の面積を求めます。

積分面積二次関数
2025/6/18

問題は2つあります。 (1) $\lim_{x \to +\infty} x \log\left(\frac{x-1}{x+1}\right)$ を求める。 (2) $n$ が奇数のとき、$\sin ...

極限テイラー展開マクローリン展開三角関数
2025/6/18

問題は2つあります。 (1) $\lim_{x \to +\infty} x \log \left( \frac{x-1}{x+1} \right)$ を求めよ。 (2) $n$ が奇数のとき、 $$...

極限テイラー展開三角関数微分
2025/6/18

$y = -\frac{1}{2}x^2 + 2x + 5$ と $y = x + 1$ で囲まれた領域の面積を求める問題です。

積分面積二次関数
2025/6/18

2つの関数 $y = -x^2 + 3x + 2$ と $y = x - 1$ で囲まれた部分の面積を求める問題です。

積分面積二次関数定積分
2025/6/18

$m$ と $n$ を正の整数とするとき、以下の2つの定積分の値を求めます。 (i) $\int_{0}^{\pi} \sin(mx) \sin(nx) dx$ (ii) $\int_{0}^{\pi...

定積分三角関数積和の公式部分積分
2025/6/18

(1) 極限 $\lim_{x \to +\infty} x \log\left(\frac{x-1}{x+1}\right)$ を求める。 (2) $n$ が奇数のとき、与えられた $\sin x$...

極限テイラー展開三角関数
2025/6/18

## 1. 問題の内容

極限テイラー展開マクローリン展開sin関数近似
2025/6/18

## 1. 問題の内容

複素関数論ベキ級数収束半径テイラー展開マクローリン展開ローラン展開微分積分
2025/6/18

2つの関数 $y = -\frac{1}{2}x^2 + 2x + 5$ と $y = x + 1$ で囲まれた部分の面積を求める問題です。

積分面積二次関数
2025/6/18