$\frac{2x^2 + 3x}{(x-1)(x^2+2x+2)} = \frac{A}{x-1} + \frac{Bx+C}{x^2+2x+2}$ 両辺に$(x-1)(x^2+2x+2)$を掛けると、 $2x^2 + 3x = A(x^2+2x+2) + (Bx+C)(x-1)$ $2x^2 + 3x = Ax^2 + 2Ax + 2A + Bx^2 - Bx + Cx - C$ $2x^2 + 3x = (A+B)x^2 + (2A - B + C)x + (2A - C)$ 係数を比較すると、以下の連立方程式が得られます。 $A+B = 2$ $2A - B + C = 3$ $2A - C = 0$ この連立方程式を解きます。 $C = 2A$を2番目の式に代入すると、 $2A - B + 2A = 3$ $4A - B = 3$ $A+B = 2$と足し合わせると、 $5A = 5$ $A = 1$ $B = 2 - A = 2 - 1 = 1$ $C = 2A = 2(1) = 2$ したがって、部分分数分解は次のようになります。 $\frac{2x^2 + 3x}{(x-1)(x^2+2x+2)} = \frac{1}{x-1} + \frac{x+2}{x^2+2x+2}$
2025/5/16
## 問題(3)の内容
を計算します。
## 解き方の手順
1. **部分分数分解**:被積分関数を部分分数に分解します。
両辺にを掛けると、
係数を比較すると、以下の連立方程式が得られます。
この連立方程式を解きます。
を2番目の式に代入すると、
と足し合わせると、
したがって、部分分数分解は次のようになります。
2. **積分を実行**:部分分数に分解した各項を積分します。
ここで、とすると、なので、
したがって、
3. **結果をまとめる**:各項の積分結果を足し合わせます。
## 最終的な答え
---
## 問題(4)の内容
を計算します。
## 解き方の手順
1. **多項式の割り算**: 分子の次数が分母の次数以上であるため、まず多項式の割り算を行います。
をで割ると、商は、余りはとなります。
したがって、
2. **部分分数分解**: $\frac{x^2 - x - 5}{x^3 - 4x^2 + 5x}$を部分分数分解します。
まず、分母を因数分解します。
は実数の範囲で因数分解できません。
そこで、とします。
両辺にをかけると、
係数を比較すると、
したがって、, ,
3. **積分を実行**:
とすると、なので、
したがって、
4. **結果をまとめる**:
## 最終的な答え