ケーキとクッキーを合わせて60個購入しました。ケーキは4個入り、クッキーは10個入りの箱に入っています。 ケーキの箱は何箱か求める問題です。 ただし、和菓子も洋菓子も少なくとも1個は購入しています。 ア:合わせて9箱購入した イ:クッキーの個数のほうがケーキの個数より多い

代数学一次方程式連立方程式不等式整数解
2025/3/7

1. 問題の内容

ケーキとクッキーを合わせて60個購入しました。ケーキは4個入り、クッキーは10個入りの箱に入っています。
ケーキの箱は何箱か求める問題です。
ただし、和菓子も洋菓子も少なくとも1個は購入しています。
ア:合わせて9箱購入した
イ:クッキーの個数のほうがケーキの個数より多い

2. 解き方の手順

まず、ケーキの箱の数を xx、クッキーの箱の数を yy とします。
このとき、ケーキの個数は 4x4x、クッキーの個数は 10y10y と表せます。
問題文より、以下の2つの式が成り立ちます。
4x + 10y = 60
アの情報より、 x+y=9x + y = 9
イの情報より、 10y>4x10y > 4x
アの情報を使う場合:
x+y=9x + y = 9 より y=9xy = 9 - x
これを 4x+10y=604x + 10y = 60 に代入すると、 4x+10(9x)=604x + 10(9 - x) = 60
4x+9010x=604x + 90 - 10x = 60
6x=30-6x = -30
x=5x = 5
このとき、y=95=4y = 9 - 5 = 4 となります。
ケーキの個数は 4×5=204 \times 5 = 20、クッキーの個数は 10×4=4010 \times 4 = 40 となり、10y>4x10y > 4x を満たします。
また、ケーキとクッキーはそれぞれ1個以上購入しているので、条件を満たします。
イの情報だけを使う場合:
4x+10y=604x + 10y = 602x+5y=302x + 5y = 30 とします。
10y>4x10y > 4x より 5y>2x5y > 2x となります。
2x=305y2x = 30 - 5y5y>2x5y > 2x に代入すると、5y>305y5y > 30 - 5y
10y>3010y > 30
y>3y > 3
yy は整数なので、y4y \geq 4
y=4y = 4 のとき、2x=305(4)=102x = 30 - 5(4) = 10 より x=5x = 5
y=5y = 5 のとき、2x=305(5)=52x = 30 - 5(5) = 5 より x=2.5x = 2.5。これは整数ではないので不適。
y=6y = 6 のとき、2x=305(6)=02x = 30 - 5(6) = 0 より x=0x = 0。これは和菓子も洋菓子も少なくとも1個は購入しているという条件に反するので不適。
よって、x=5,y=4x=5, y=4 のみ。
アの情報だけでケーキの箱の数がわかる。イの情報だけでもケーキの箱の数がわかる。

3. 最終的な答え

アだけでもイだけでもわかる

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