$x = \frac{1}{\sqrt{11}+\sqrt{10}}$ , $y = \frac{1}{\sqrt{11}-\sqrt{10}}$ のとき、$x+y$ の値を $A\sqrt{B}$ の形で求める問題です。

代数学式の計算有理化平方根
2025/5/16

1. 問題の内容

x=111+10x = \frac{1}{\sqrt{11}+\sqrt{10}} , y=11110y = \frac{1}{\sqrt{11}-\sqrt{10}} のとき、x+yx+y の値を ABA\sqrt{B} の形で求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、xxyy の分母を有理化します。
xx の分母を有理化するには、分子と分母に 1110\sqrt{11}-\sqrt{10} を掛けます。
yy の分母を有理化するには、分子と分母に 11+10\sqrt{11}+\sqrt{10} を掛けます。
したがって、
x=111+1011101110=11101110=1110x = \frac{1}{\sqrt{11}+\sqrt{10}} \cdot \frac{\sqrt{11}-\sqrt{10}}{\sqrt{11}-\sqrt{10}} = \frac{\sqrt{11}-\sqrt{10}}{11-10} = \sqrt{11}-\sqrt{10}
y=1111011+1011+10=11+101110=11+10y = \frac{1}{\sqrt{11}-\sqrt{10}} \cdot \frac{\sqrt{11}+\sqrt{10}}{\sqrt{11}+\sqrt{10}} = \frac{\sqrt{11}+\sqrt{10}}{11-10} = \sqrt{11}+\sqrt{10}
次に、x+yx+y を計算します。
x+y=(1110)+(11+10)=1110+11+10=211x+y = (\sqrt{11}-\sqrt{10}) + (\sqrt{11}+\sqrt{10}) = \sqrt{11} - \sqrt{10} + \sqrt{11} + \sqrt{10} = 2\sqrt{11}

3. 最終的な答え

x+y=211x+y = 2\sqrt{11}

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