(1)
まず、右辺を展開します。
(x+1)(x2+bx+c)+1=x3+bx2+cx+x2+bx+c+1=x3+(b+1)x2+(c+b)x+c+1 したがって、x3−ax−1=x3+(b+1)x2+(c+b)x+c+1 となります。 この等式が恒等式であるためには、各次数の係数が等しくなければなりません。
x2 の係数: 0=b+1 より b=−1 x の係数: −a=c+b 定数項: −1=c+1 より c=−2 b=−1 と c=−2 を −a=c+b に代入すると、−a=−2−1=−3 より a=3 (2)
右辺を展開します。
(x−1)3+a(x−1)2+b(x−1)+c=(x3−3x2+3x−1)+a(x2−2x+1)+b(x−1)+c =x3−3x2+3x−1+ax2−2ax+a+bx−b+c =x3+(a−3)x2+(3−2a+b)x+(−1+a−b+c) したがって、x3=x3+(a−3)x2+(3−2a+b)x+(−1+a−b+c) となります。 この等式が恒等式であるためには、各次数の係数が等しくなければなりません。
x2 の係数: 0=a−3 より a=3 x の係数: 0=3−2a+b に a=3 を代入すると 0=3−2(3)+b=3−6+b=−3+b より b=3 定数項: 0=−1+a−b+c に a=3, b=3 を代入すると 0=−1+3−3+c=−1+c より c=1