1個のサイコロを10回投げるとき、1の目が出る回数を $X$ とします。$X$ の期待値と標準偏差を小数第2位まで求める問題です。確率論・統計学期待値標準偏差二項分布確率2025/5/171. 問題の内容1個のサイコロを10回投げるとき、1の目が出る回数を XXX とします。XXX の期待値と標準偏差を小数第2位まで求める問題です。2. 解き方の手順XXX は二項分布に従います。試行回数 n=10n=10n=10、成功確率 p=16p=\frac{1}{6}p=61 です。二項分布の期待値 E(X)E(X)E(X) と分散 V(X)V(X)V(X) は、それぞれ以下のように計算できます。E(X)=npE(X) = npE(X)=npV(X)=np(1−p)V(X) = np(1-p)V(X)=np(1−p)標準偏差 σ(X)\sigma(X)σ(X) は、分散の平方根で求められます。σ(X)=V(X)=np(1−p)\sigma(X) = \sqrt{V(X)} = \sqrt{np(1-p)}σ(X)=V(X)=np(1−p)まず、期待値を計算します。E(X)=10×16=106=53≈1.67E(X) = 10 \times \frac{1}{6} = \frac{10}{6} = \frac{5}{3} \approx 1.67E(X)=10×61=610=35≈1.67次に、分散を計算します。V(X)=10×16×56=5036=2518V(X) = 10 \times \frac{1}{6} \times \frac{5}{6} = \frac{50}{36} = \frac{25}{18}V(X)=10×61×65=3650=1825最後に、標準偏差を計算します。σ(X)=2518=518=532=526≈5×1.4146≈7.076≈1.18\sigma(X) = \sqrt{\frac{25}{18}} = \frac{5}{\sqrt{18}} = \frac{5}{3\sqrt{2}} = \frac{5\sqrt{2}}{6} \approx \frac{5 \times 1.414}{6} \approx \frac{7.07}{6} \approx 1.18σ(X)=1825=185=325=652≈65×1.414≈67.07≈1.183. 最終的な答え期待値: 1.67標準偏差: 1.18