表は2019年度から2022年度までの日本の新幹線の路線別旅客輸送量の状況を示している。この表から確実に言えるものを選択する問題である。選択肢の中から正しいものを選ぶ。

確率論・統計学割合比率データ分析パーセント
2025/5/17

1. 問題の内容

表は2019年度から2022年度までの日本の新幹線の路線別旅客輸送量の状況を示している。この表から確実に言えるものを選択する問題である。選択肢の中から正しいものを選ぶ。

2. 解き方の手順

各選択肢について検討する。
* 選択肢①:東海道線の旅客輸送量が全路線合計に占める割合について調べる。
* 2019年度:54027993320.544=54.4%\frac{54027}{99332} \approx 0.544 = 54.4\%
* 2020年度:18344349360.525=52.5%\frac{18344}{34936} \approx 0.525 = 52.5\%
* 2021年度:25336465330.544=54.4%\frac{25336}{46533} \approx 0.544 = 54.4\%
* 2022年度:42586770600.550=55.0%\frac{42586}{77060} \approx 0.550 = 55.0\%
各年度で50%を超えるが、55%を超えた年度は2022年度にあるので誤り。
* 選択肢②:2020年度に7路線すべての旅客輸送量が前年度の4割未満となったか調べる。
* 北海道線:792530.312<0.4\frac{79}{253} \approx 0.312 < 0.4
* 東北線:5356154900.346<0.4\frac{5356}{15490} \approx 0.346 < 0.4
* 上越線:177548250.368<0.4\frac{1775}{4825} \approx 0.368 < 0.4
* 東海道線:18344540270.340<0.4\frac{18344}{54027} \approx 0.340 < 0.4
* 北陸線:132634950.379<0.4\frac{1326}{3495} \approx 0.379 < 0.4
* 山陽線:7212193250.373<0.4\frac{7212}{19325} \approx 0.373 < 0.4
* 九州線:84419170.440>0.4\frac{844}{1917} \approx 0.440 > 0.4
九州線が4割を超えているので誤り。
* 選択肢③:2022年度の山陽線の旅客輸送量が2019年度の85%以上まで回復しているか調べる。
* 2019年度の85%: 19325×0.85=16426.2519325 \times 0.85 = 16426.25
* 2022年度の山陽線輸送量:15240<16426.2515240 < 16426.25
85%未満なので誤り。
* 選択肢④:各年度で北陸線と上越線の旅客輸送量の合計が、全路線合計の1割を超えた年度はないか調べる。
* 2019年度:3495+482599332=8320993320.084<0.1\frac{3495+4825}{99332} = \frac{8320}{99332} \approx 0.084 < 0.1
* 2020年度:1326+177534936=3101349360.089<0.1\frac{1326+1775}{34936} = \frac{3101}{34936} \approx 0.089 < 0.1
* 2021年度:1720+239346533=4113465330.088<0.1\frac{1720+2393}{46533} = \frac{4113}{46533} \approx 0.088 < 0.1
* 2022年度:2874+369577060=6569770600.085<0.1\frac{2874+3695}{77060} = \frac{6569}{77060} \approx 0.085 < 0.1
いずれの年度も1割を超えていないので正しい。
* 選択肢⑤:2022年度の全路線合計の旅客輸送量が2020年度の250%に達しているか調べる。
* 2020年度の250%: 34936×2.5=8734034936 \times 2.5 = 87340
* 2022年度の全路線合計輸送量:77060<8734077060 < 87340
250%に達していないので誤り。

3. 最終的な答え

4

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