与えられた表は、ある実験演習の受講希望調査における第一希望の曜日と最終決定の曜日を示しています。 設問1では、最終決定が第一希望通りにならなかった学生の人数を求めます。 設問2では、ア、イ、ウの記述のうち、正しいものを選びます。

確率論・統計学確率統計データ分析割合パーセント
2025/5/17

1. 問題の内容

与えられた表は、ある実験演習の受講希望調査における第一希望の曜日と最終決定の曜日を示しています。
設問1では、最終決定が第一希望通りにならなかった学生の人数を求めます。
設問2では、ア、イ、ウの記述のうち、正しいものを選びます。

2. 解き方の手順

設問1:
表から、第一希望と最終決定が一致した人数を求め、全体の人数から引くことで、最終決定が第一希望通りにならなかった学生の人数を計算します。
全体の人数は、表のすべての数を足し合わせることで求められます。第一希望と最終決定が一致した人数は、表の対角成分の合計です。
設問2:
ア、イ、ウの各記述について、表を用いて検証します。
ア: 最終決定が月曜日だった学生のうち、第一希望が水曜日だったのは40%以上であるか。
最終決定が月曜日の学生の総数は 11+9+0=2011 + 9 + 0 = 20 人。
そのうち第一希望が水曜日の学生は 99 人。
割合は 9/20=0.45=45%9/20 = 0.45 = 45\%
したがって、アは正しい。
イ: 第一希望が水曜日だった学生のうち、最終決定が金曜日だったのは10%以上であるか。
第一希望が水曜日の学生の総数は 9+26+3=389 + 26 + 3 = 38 人。
そのうち最終決定が金曜日の学生は 33 人。
割合は 3/380.079=7.9%3/38 \approx 0.079 = 7.9\%
したがって、イは正しくない。
ウ: 第一希望通りの最終決定になった学生は、全体の80%以上であるか。
第一希望通りの最終決定になった学生の数は 11+26+21=5811 + 26 + 21 = 58 人。
全体の学生数は 11+0+0+9+26+3+0+0+21=7011 + 0 + 0 + 9 + 26 + 3 + 0 + 0 + 21 = 70 人。
割合は 58/700.829=82.9%58/70 \approx 0.829 = 82.9\%
したがって、ウは正しい。
アとウが正しいので、選択肢Eが正解です。

3. 最終的な答え

設問1の答え:12人
全体の人数は70人、第一希望通りだった学生は58人なので、第一希望通りでなかった学生の人数は 7058=1270 - 58 = 12 人です。
設問2の答え:E

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