与えられた連立一次方程式を解く問題です。連立方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} x + y = -1 \\ x - 2y + 3z = 8 \\ x + 3y - 2z = -7 \end{cases} $
2025/5/17
1. 問題の内容
与えられた連立一次方程式を解く問題です。連立方程式は以下の通りです。
\begin{cases}
x + y = -1 \\
x - 2y + 3z = 8 \\
x + 3y - 2z = -7
\end{cases}
2. 解き方の手順
まず、1番目の式から を で表します。
これを2番目と3番目の式に代入します。
2番目の式に代入すると、
3番目の式に代入すると、
ここで、
という2つの式が得られました。
を式(4)
を式(5) とします。
式(4)と式(5)を足し合わせると
となります。これはを1つのパラメータで表すことができることを意味します。
式(4)より、 となります。
でしたので、 を を用いて表せました。
これを2番目の式に代入すると、
これも恒等式です。 を任意の値として、とがそれに応じて決まることを示しています。
したがって、この連立方程式は不定解を持ちます。
3. 最終的な答え
この連立方程式は不定解を持ち、 をパラメータとして解を記述できます。
は任意の実数。
したがって、解は ( は任意の実数)です。