与えられた行列 $\begin{bmatrix} 2 & 5 \\ 1 & 3 \end{bmatrix}$ の逆行列を求め、もし逆行列が存在しない場合は「正則でない」と答える。

代数学行列逆行列線形代数行列式
2025/5/17

1. 問題の内容

与えられた行列 [2513]\begin{bmatrix} 2 & 5 \\ 1 & 3 \end{bmatrix} の逆行列を求め、もし逆行列が存在しない場合は「正則でない」と答える。

2. 解き方の手順

2x2行列 A=[abcd]A = \begin{bmatrix} a & b \\ c & d \end{bmatrix} の逆行列は、もし行列式 adbcad - bc が0でなければ、次の式で与えられます。
A1=1adbc[dbca]A^{-1} = \frac{1}{ad - bc} \begin{bmatrix} d & -b \\ -c & a \end{bmatrix}
与えられた行列 [2513]\begin{bmatrix} 2 & 5 \\ 1 & 3 \end{bmatrix} に対して、a=2a = 2, b=5b = 5, c=1c = 1, d=3d = 3 である。まず、行列式を計算する。
adbc=(2)(3)(5)(1)=65=1ad - bc = (2)(3) - (5)(1) = 6 - 5 = 1
行列式は1なので、逆行列は存在する。
逆行列は、
11[3512]=[3512]\frac{1}{1} \begin{bmatrix} 3 & -5 \\ -1 & 2 \end{bmatrix} = \begin{bmatrix} 3 & -5 \\ -1 & 2 \end{bmatrix}

3. 最終的な答え

[3512]\begin{bmatrix} 3 & -5 \\ -1 & 2 \end{bmatrix}

「代数学」の関連問題

ある生徒が以下の3つの問題を解いたが、間違っている箇所があるので、それを指摘し、正しく解き直す。 (1) $18ab \div 3a \times 2b$ (2) $6x^2y \div \frac{...

式の計算分数式文字式計算ミス
2025/5/17

$2a \times 3b = 6ab$ となる理由を、式の変形で使った計算法則とともに説明してください。

式の計算乗法結合法則交換法則文字式
2025/5/17

与えられた数式の空欄を埋めて、式が成り立つようにします。 数式は以下の通りです。 $6a + \boxed{①}b + \boxed{②}(a - 5b) = 12a - 6b$

方程式式の展開係数比較
2025/5/17

問題は、空欄を埋めて以下の式を成立させることです。 $6a + \boxed{①}b + \boxed{②}(a - 5b) = 12a - 6b$

方程式式の整理一次方程式
2025/5/17

次の式が成り立つように、空欄に数字や文字を入れなさい。 $6a + \boxed{①} b + \boxed{②} (a - 5b) = 12a - 6b$

一次方程式式の展開文字式
2025/5/17

関数 $y = f(x) = x^2 - (2a - 3)x - 2a - 2$ について、区間 $-2 \le x \le 3$ における最大値と最小値を、$a$ の値によって場合分けして求める問題...

二次関数最大値最小値場合分け平方完成
2025/5/17

$y$ は $x$ に反比例しており、$x=-2$ のとき $y=5$ である。このとき、$y$ を $x$ の式で表す問題を解く。

反比例比例定数関数
2025/5/17

与えられた式 $(x+2)(x+3)(x-2)(x-3)$ を展開して、最も簡単な形に整理する。

式の展開多項式因数分解
2025/5/17

$\frac{a-b}{2} + \frac{2a+b}{3}$ を計算し、できる限り簡略化してください。

分数式の計算文字式計算
2025/5/17

与えられた式 $(x+y)(x+y-z)$ を展開せよ。

式の展開多項式
2025/5/17