直線 $(1+k)x - (1-3k)y = -7k - 1$ が、定数 $k$ の値に関わらず、ある定点を通ることを示し、その定点の座標を求める。

代数学直線定点連立方程式
2025/5/17

1. 問題の内容

直線 (1+k)x(13k)y=7k1(1+k)x - (1-3k)y = -7k - 1 が、定数 kk の値に関わらず、ある定点を通ることを示し、その定点の座標を求める。

2. 解き方の手順

与えられた直線の式を kk について整理します。
(1+k)x(13k)y=7k1(1+k)x - (1-3k)y = -7k - 1
x+kxy+3ky=7k1x + kx - y + 3ky = -7k - 1
kx+3ky+7k=x+y1kx + 3ky + 7k = -x + y - 1
k(x+3y+7)=x+y1k(x + 3y + 7) = -x + y - 1
k(x+3y+7)+(xy+1)=0k(x + 3y + 7) + (x - y + 1) = 0
この式が任意の kk について成り立つためには、
x+3y+7=0x + 3y + 7 = 0
かつ
xy+1=0x - y + 1 = 0
でなければなりません。
この連立方程式を解きます。
x+3y=7x + 3y = -7
xy=1x - y = -1
上の式から下の式を引くと、
4y=64y = -6
y=32y = -\frac{3}{2}
x=y1=321=52x = y - 1 = -\frac{3}{2} - 1 = -\frac{5}{2}
したがって、求める定点の座標は (52,32)(-\frac{5}{2}, -\frac{3}{2}) です。

3. 最終的な答え

(52,32)(-\frac{5}{2}, -\frac{3}{2})

「代数学」の関連問題

ある生徒が以下の3つの問題を解いたが、間違っている箇所があるので、それを指摘し、正しく解き直す。 (1) $18ab \div 3a \times 2b$ (2) $6x^2y \div \frac{...

式の計算分数式文字式計算ミス
2025/5/17

$2a \times 3b = 6ab$ となる理由を、式の変形で使った計算法則とともに説明してください。

式の計算乗法結合法則交換法則文字式
2025/5/17

与えられた数式の空欄を埋めて、式が成り立つようにします。 数式は以下の通りです。 $6a + \boxed{①}b + \boxed{②}(a - 5b) = 12a - 6b$

方程式式の展開係数比較
2025/5/17

問題は、空欄を埋めて以下の式を成立させることです。 $6a + \boxed{①}b + \boxed{②}(a - 5b) = 12a - 6b$

方程式式の整理一次方程式
2025/5/17

次の式が成り立つように、空欄に数字や文字を入れなさい。 $6a + \boxed{①} b + \boxed{②} (a - 5b) = 12a - 6b$

一次方程式式の展開文字式
2025/5/17

関数 $y = f(x) = x^2 - (2a - 3)x - 2a - 2$ について、区間 $-2 \le x \le 3$ における最大値と最小値を、$a$ の値によって場合分けして求める問題...

二次関数最大値最小値場合分け平方完成
2025/5/17

$y$ は $x$ に反比例しており、$x=-2$ のとき $y=5$ である。このとき、$y$ を $x$ の式で表す問題を解く。

反比例比例定数関数
2025/5/17

与えられた式 $(x+2)(x+3)(x-2)(x-3)$ を展開して、最も簡単な形に整理する。

式の展開多項式因数分解
2025/5/17

$\frac{a-b}{2} + \frac{2a+b}{3}$ を計算し、できる限り簡略化してください。

分数式の計算文字式計算
2025/5/17

与えられた式 $(x+y)(x+y-z)$ を展開せよ。

式の展開多項式
2025/5/17