(1) ベクトル $\vec{a}=(1,2)$ と $\vec{b}=(k,4)$ に対して、$\vec{a}-\vec{b}$ と $2\vec{b}-\vec{a}$ が平行であるとき、$k$ の値を求める。また、$3\vec{a}-\vec{b}$ と $\vec{a}+\vec{b}$ が垂直であるとき、$k$ の値を求める。 (2) ベクトル $\vec{a}$、$\vec{b}$ が $|\vec{a}+\vec{b}|=11$、 $|\vec{a}-\vec{b}|=7$ を満たすとき、内積 $\vec{a} \cdot \vec{b}$ を求める。 (3) 空間の2つのベクトル $\vec{a}=(2,3,1)$、$\vec{b}=(-1,2,3)$ の両方に垂直で大きさが1のベクトルを求める。
2025/5/17
1. 問題の内容
(1) ベクトル と に対して、 と が平行であるとき、 の値を求める。また、 と が垂直であるとき、 の値を求める。
(2) ベクトル 、 が 、 を満たすとき、内積 を求める。
(3) 空間の2つのベクトル 、 の両方に垂直で大きさが1のベクトルを求める。
2. 解き方の手順
(1)
*
*
と が平行であるとき、ある実数 が存在して となる。
したがって、
ゆえに、
*
*
と が垂直であるとき、 となる。
(2)
(3)
とすると、 かつ である。
3. 最終的な答え
(1) ,
(2)
(3)