三角形ABCにおいて、辺AB上にAP:PB = 1:2となる点Pを、辺AC上にAQ:QC = 2:1となる点Qをとる。線分BQと線分CPの交点をO、直線PQと直線BCの交点をR、直線AOと辺BCの交点をSとする。以下の比を求める。 (1) BC:CR (2) BS:SC (3) AO:OS (4) 三角形ABC:三角形OBS
2025/5/18
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、辺AB上にAP:PB = 1:2となる点Pを、辺AC上にAQ:QC = 2:1となる点Qをとる。線分BQと線分CPの交点をO、直線PQと直線BCの交点をR、直線AOと辺BCの交点をSとする。以下の比を求める。
(1) BC:CR
(2) BS:SC
(3) AO:OS
(4) 三角形ABC:三角形OBS
2. 解き方の手順
(1) BC:CR を求める。
三角形ABCにおいて、直線PQRが引かれているので、メネラウスの定理より、
よって、BC:CR = 3:1
(2) BS:SC を求める。
三角形ABCにおいて、3直線AS, BQ, CPが点Oで交わるので、チェバの定理より、
よって、BS:SC = 4:1
(3) AO:OS を求める。
三角形BCSにおいて、直線AOSが引かれているので、メネラウスの定理より、
よって、AO:OS = 2:1
(4) 三角形ABC:三角形OBS を求める。
三角形ABQにおいて、直線POCが引かれているので、メネラウスの定理より、
よって、三角形ABC:三角形OBS = 35:24
3. 最終的な答え
(1) BC:CR = 3:1
(2) BS:SC = 4:1
(3) AO:OS = 2:1
(4) 三角形ABC:三角形OBS = 35:24