関数 $y = -(x-a)^2 + 5$ の $-6 \le x \le 0$ における最大値を、$a$ の値によって場合分けして求めよ。

代数学二次関数最大値場合分け放物線
2025/3/23

1. 問題の内容

関数 y=(xa)2+5y = -(x-a)^2 + 56x0-6 \le x \le 0 における最大値を、aa の値によって場合分けして求めよ。

2. 解き方の手順

関数 y=(xa)2+5y = -(x-a)^2 + 5 は上に凸な放物線であり、軸は x=ax = a である。定義域 6x0-6 \le x \le 0 における最大値を考える。
(1) a<6a < -6 のとき:
x=ax=a が定義域よりも左にあるため、定義域内で xx が大きくなるほど yy は大きくなる。したがって、x=0x = 0 で最大値をとる。
最大値は y=(0a)2+5=a2+5y = -(0-a)^2 + 5 = -a^2 + 5 である。
(2) 6a0-6 \le a \le 0 のとき:
x=ax=a が定義域内にあるため、x=ax = a で最大値をとる。
最大値は y=(aa)2+5=5y = -(a-a)^2 + 5 = 5 である。
(3) 0<a0 < a のとき:
x=ax=a が定義域よりも右にあるため、定義域内で xx が小さくなるほど yy は大きくなる。したがって、x=6x = -6 で最大値をとる。
最大値は y=(6a)2+5=(a+6)2+5=a212a36+5=a212a31y = -(-6-a)^2 + 5 = -(a+6)^2 + 5 = -a^2 - 12a - 36 + 5 = -a^2 - 12a - 31 である。

3. 最終的な答え

(1) a<6a < -6 のとき、x=0x = 0 で最大値 a2+5-a^2 + 5
(2) 6a0-6 \le a \le 0 のとき、x=ax = a で最大値 55
(3) 0<a0 < a のとき、x=6x = -6 で最大値 a212a31-a^2 - 12a - 31

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