1. 問題の内容
与えられた式 を因数分解せよ。
2. 解き方の手順
与えられた式を について整理する。
次に、定数項 を因数分解する。
与式が因数分解できると仮定すると、 の形になる。
この式を展開すると、
となる。
係数を比較すると、
の因数分解の結果から、 または と仮定できる。より、となる。
このとき、式は となる。
なので、との組み合わせとして、(1,6), (2,3), (3,2), (6,1), (-1,-6), (-2,-3), (-3,-2), (-6,-1)が考えられる。
を満たすものを探すと、(1,6)の組み合わせが該当する。
(2,3)の場合、を満たさない。
を試すと、となり、となるので、これが正しい。
したがって、因数分解の結果は となる。