関数 $y = -(x-a)^2 + 2$ の $-5 \le x \le 1$ における最大値を求める問題です。最大値を与える $x$ の値と、そのときの最大値を、$a$ の値の範囲によって場合分けして答えます。

代数学二次関数最大値場合分け放物線定義域
2025/3/23

1. 問題の内容

関数 y=(xa)2+2y = -(x-a)^2 + 25x1-5 \le x \le 1 における最大値を求める問題です。最大値を与える xx の値と、そのときの最大値を、aa の値の範囲によって場合分けして答えます。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数は上に凸な放物線で、頂点の xx 座標は aa です。定義域 5x1-5 \le x \le 1 における最大値は、頂点の位置によって変化します。
(1) a<5a < -5 のとき
このとき、頂点は定義域の左側にあります。関数は xx が増加するにつれて減少するので、x=5x = -5 で最大値をとります。
最大値は y=(5a)2+2=(a+5)2+2y = -(-5-a)^2 + 2 = -(a+5)^2 + 2 です。
(2) 5a1-5 \le a \le 1 のとき
このとき、頂点は定義域の中にあります。上に凸な放物線なので、頂点 x=ax=a で最大値をとります。
最大値は y=(aa)2+2=2y = -(a-a)^2 + 2 = 2 です。
(3) 1<a1 < a のとき
このとき、頂点は定義域の右側にあります。関数は xx が増加するにつれて増加し、x=1x=1を超えると減少するため、x=1x=1 で最大値をとります。
最大値は y=(1a)2+2=(a1)2+2y = -(1-a)^2 + 2 = -(a-1)^2 + 2 です。

3. 最終的な答え

(1) a<5a < -5 のとき、 x=5x = -5 で最大値 (a+5)2+2-(a+5)^2 + 2
(2) 5a1-5 \le a \le 1 のとき、 x=ax = a で最大値 22
(3) 1<a1 < a のとき、 x=1x = 1 で最大値 (a1)2+2-(a-1)^2 + 2

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