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1. 問題の内容
問題22:関数 のグラフが のグラフを平行移動したものであり、頂点が であるとき、定数 の値を求めよ。
問題23(1):関数 のグラフと直線 の共有点の 座標を求めよ。
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2. 解き方の手順
### 問題22
1. $y = \sqrt{3x}$ のグラフを平行移動して $y = \sqrt{ax + b}$ の形にする。平行移動によってグラフの形は変わらないので、$a = 3$ である。
2. $y = \sqrt{3x + b}$ のグラフの頂点は、根号の中が0になるところである。つまり、$3x + b = 0$ より、$x = -\frac{b}{3}$。
3. 頂点が $(-2, 0)$ であることから、$x = -2$ のとき $y = 0$ となる。したがって、 $-\frac{b}{3} = -2$。
4. $-\frac{b}{3} = -2$ を解くと、$b = 6$。
### 問題23(1)
1. 関数 $y = \sqrt{2x + 3}$ のグラフと直線 $y = x$ の共有点の $x$ 座標は、連立方程式
の解として得られる。
2. $y = x$ を $y = \sqrt{2x + 3}$ に代入すると、$x = \sqrt{2x + 3}$。
3. 両辺を2乗すると、$x^2 = 2x + 3$。
4. $x^2 - 2x - 3 = 0$ と変形する。
5. $(x - 3)(x + 1) = 0$ と因数分解する。
6. $x = 3, -1$ を得る。
7. $x = \sqrt{2x + 3}$ に代入して確かめる。
のとき、 となり、成り立つ。
のとき、 となり、成り立たない。
8. したがって、$x = 3$ のみが解である。
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3. 最終的な答え
問題22:
問題23(1):