与えられた関数 $y = (x^2 + 1)(x^2 + x - 2)$ の導関数 $y'$ を求め、選択肢の中から正しいものを選ぶ問題です。

解析学微分導関数多項式
2025/5/18

1. 問題の内容

与えられた関数 y=(x2+1)(x2+x2)y = (x^2 + 1)(x^2 + x - 2) の導関数 yy' を求め、選択肢の中から正しいものを選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

まず、yy を展開します。
y=(x2+1)(x2+x2)=x4+x32x2+x2+x2=x4+x3x2+x2y = (x^2 + 1)(x^2 + x - 2) = x^4 + x^3 - 2x^2 + x^2 + x - 2 = x^4 + x^3 - x^2 + x - 2
次に、yyxx で微分します。
ddxxn=nxn1\frac{d}{dx} x^n = nx^{n-1} を用います。
y=ddx(x4+x3x2+x2)=ddx(x4)+ddx(x3)ddx(x2)+ddx(x)ddx(2)y' = \frac{d}{dx}(x^4 + x^3 - x^2 + x - 2) = \frac{d}{dx}(x^4) + \frac{d}{dx}(x^3) - \frac{d}{dx}(x^2) + \frac{d}{dx}(x) - \frac{d}{dx}(2)
y=4x3+3x22x+10=4x3+3x22x+1y' = 4x^3 + 3x^2 - 2x + 1 - 0 = 4x^3 + 3x^2 - 2x + 1

3. 最終的な答え

y=4x3+3x22x+1y' = 4x^3 + 3x^2 - 2x + 1
したがって、答えは④です。

「解析学」の関連問題

$x^2 + (y-2)^2 = 1$ を $x$軸を軸として1回転させた立体の体積を求めよ。

回転体の体積積分数式処理
2025/5/30

定積分 $\int_{0}^{\pi} \frac{x\sin x}{1 + \cos^2 x} dx$ を計算します。

定積分置換積分三角関数
2025/5/30

与えられた関数の定義域と値域を求め、表の空欄を埋める問題です。関数は2つあります。 (1) $f(x) = \log_2 x$ (2) $f(x) = \log_{\frac{1}{2}} x$

対数関数定義域値域関数の計算
2025/5/30

問題は2つのパートに分かれています。 パート1は、与えられた関数のグラフの概形を描き、指定された点における接線の方程式を求める問題です。関数は全部で5つあります。 (1) $y = 2x + 1$ (...

微分接線導関数グラフ
2025/5/30

問題は2つあります。 1つ目の問題は、与えられた関数のグラフの概形を描き、指定された点における接線の方程式を求める問題です。 2つ目の問題は、与えられた関数の導関数を求める問題です。

微分導関数商の微分法積の微分法
2025/5/30

次の3つの関数とその逆関数のグラフを描く問題です。各関数には定義域が指定されています。 (1) $y = \sin x \quad (-\frac{\pi}{2} \le x \le \frac{\p...

三角関数逆関数グラフ
2025/5/30

与えられた関数 $f(x)$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) $f(x) = 3x^4 - 4x^3 - 12x^2 + 1$ (2) $f(x) = \arctan(x^2 - 1)...

微分極値導関数arctan
2025/5/30

問題は、与えられた下線部の定義を集合の記号や論理記号を用いて記述することです。具体的には、以下の定義を記述します。 (1) 写像 (2) 像 (3) 逆像 (4) 全射 (5) 単射 (6) 有界列、...

写像逆像全射単射有界列収束列集合論
2025/5/30

次の4つの関数のグラフを描く問題です。 (1) $y = \sqrt{2x + 1}$ (2) $y = x + \frac{1}{x}$ (ただし、$x \neq 0$) (3) $y = x - ...

関数のグラフ平方根分数関数絶対値
2025/5/30

与えられた数列 $a_n$ が収束するかどうかを調べ、収束する場合はその極限値を求める問題です。 (1) $a_n = \frac{4n+5}{n}$ (2) $a_n = \frac{n}{3n+2...

数列極限
2025/5/30