次の4つの関数のグラフを描く問題です。 (1) $y = \sqrt{2x + 1}$ (2) $y = x + \frac{1}{x}$ (ただし、$x \neq 0$) (3) $y = x - \frac{1}{x}$ (ただし、$x \neq 0$) (4) $y = \frac{x}{|x|}$ (ただし、$x \neq 0$)
2025/5/30
1. 問題の内容
次の4つの関数のグラフを描く問題です。
(1)
(2) (ただし、)
(3) (ただし、)
(4) (ただし、)
2. 解き方の手順
(1) のグラフ
* 定義域は、 より、 です。
* です。
* と変形すると、 となり、は、について解くと放物線になることがわかります。このグラフのの部分を描きます。
* 点 を通ります。
(2) (ただし、) のグラフ
* のとき、 です。
* のとき、 です。
* のとき、 となります。
* のとき、 となります。
* のとき、 となります。
* のとき、 となります。
* であり、 となるのは、 のときです。
* のとき、 (極小値)。
* のとき、 (極大値)。
(3) (ただし、) のグラフ
* のとき、が非常に小さい時、が非常に大きい時。
* のとき、が非常に小さい時、が非常に大きい時。
* のとき、 となります。
* のとき、 となります。
* のとき、 となります。
* のとき、 となります。
* より、常に増加関数です。
(4) (ただし、) のグラフ
* のとき、 より、 となります。
* のとき、 より、 となります。
* したがって、 で 、 で となるグラフです。では定義されません。
3. 最終的な答え
グラフの概形は以下の通りです。
(1) : から始まり、単調増加するグラフ。
(2) : で極小値 、 で極大値 を持つグラフ。漸近線は および 。
(3) :常に増加するグラフ。漸近線は および 。
(4) : で 、 で となるグラフ。