(1) 1から200までの自然数のうち、4で割ると3余る数の和を求める。 (2) 直線 $l: y = -2x + 3$ がある。点 $P_n(a_n, 0)$ を通り、$l$ に垂直な直線と $l$ との交点を $Q_n$ とし、$Q_n$ を通り $x$ 軸に垂直な直線が $x$ 軸と交わる点を $P_{n+1}(a_{n+1}, 0)$ とする。このとき、$a_{n+1}$ を $a_n$ を用いて表す。

算数等差数列一次関数線形代数数列
2025/5/18

1. 問題の内容

(1) 1から200までの自然数のうち、4で割ると3余る数の和を求める。
(2) 直線 l:y=2x+3l: y = -2x + 3 がある。点 Pn(an,0)P_n(a_n, 0) を通り、ll に垂直な直線と ll との交点を QnQ_n とし、QnQ_n を通り xx 軸に垂直な直線が xx 軸と交わる点を Pn+1(an+1,0)P_{n+1}(a_{n+1}, 0) とする。このとき、an+1a_{n+1}ana_n を用いて表す。

2. 解き方の手順

(1)
4で割ると3余る自然数は、初項3, 公差4の等差数列となる。
an=3+4(n1)=4n1a_n = 3 + 4(n-1) = 4n - 1
4n12004n - 1 \le 200 を満たす最大の nn4n2014n \le 201 より n50.25n \le 50.25 なので、n=50n = 50 である。
つまり、求める和は初項3, 末項 4×501=1994 \times 50 - 1 = 199, 項数50の等差数列の和である。
等差数列の和の公式 Sn=n(a1+an)2S_n = \frac{n(a_1 + a_n)}{2} を用いると、
S50=50(3+199)2=50×2022=50×101=5050S_{50} = \frac{50(3 + 199)}{2} = \frac{50 \times 202}{2} = 50 \times 101 = 5050
(2)
直線 l:y=2x+3l: y = -2x + 3 の傾きは -2である。
Pn(an,0)P_n(a_n, 0) を通り ll に垂直な直線の傾きは 12\frac{1}{2} である。
よって、Pn(an,0)P_n(a_n, 0) を通り ll に垂直な直線の方程式は y=12(xan)y = \frac{1}{2}(x - a_n) となる。
QnQ_n はこの直線と ll の交点なので、
12(xan)=2x+3\frac{1}{2}(x - a_n) = -2x + 3
xan=4x+6x - a_n = -4x + 6
5x=an+65x = a_n + 6
x=an+65x = \frac{a_n + 6}{5}
QnQ_nxx 座標は an+65\frac{a_n + 6}{5} である。
QnQ_nyy 座標は y=2(an+65)+3=2an12+155=2an+35y = -2(\frac{a_n + 6}{5}) + 3 = \frac{-2a_n - 12 + 15}{5} = \frac{-2a_n + 3}{5}
Pn+1(an+1,0)P_{n+1}(a_{n+1}, 0)QnQ_n から xx 軸に下ろした垂線の足なので、Pn+1P_{n+1}xx 座標は QnQ_nxx 座標に等しい。
よって、an+1=an+65a_{n+1} = \frac{a_n + 6}{5}

3. 最終的な答え

(1) 5050
(2) an+1=an+65a_{n+1} = \frac{a_n + 6}{5}

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